この記事を読んで分かること☝
- タマホームの実際の工期
- 新築の際、工期が短いことによるメリット
注文住宅を建てる際、家を仕様や価格を検討して、最終的にハウスメーカーを選ぶわけですが、工期の長さを気にしている方は、どの程度いるのでしょうか。
私は、10年前にタマホームで家を建てましたが、工期が短いことによるメリットをすごく感じました。
ですから、ハウスメーカーを選ぶ際は、ハウスメーカー毎の工期も確認した方が良いと考えています。
一見、工期が短いと「手抜き工事なんじゃないか」とネガティブな思考になりがちですが、工期が短いことは普通に考えればメリットの方が大きいですよね。
「単純に早く新築の家で暮らし始めることができる」ということだけでもメリットです。
この記事ではハウスメーカーの工期によって、施主にどのような影響があるのか、実体験を踏まえ解説させていただきますので、これから新築をご検討の方は、ぜひ、最後まで読んでみてください。
2012年にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。
二世帯住宅での生活(生活歴10年)しながら、最もローコストで理想の二世帯住宅が、どういうものなのか研究。
実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。
一男一女の父親。
- 工期が短いことによる施主のメリットは?
- 家が完成するまでは、家賃と住宅ローンの二重払い
- 建築途中の天災は施主にとって大きなリスク
- タマホームの工期は2ヶ月間
- 工期が短いのは手抜き工事?
- 新築の工期は短ければ短いほど施主のメリットは大きい
工期が短いことによる施主のメリットは?
工期が短いことによるメリットは
➀早く新築の家に住める
②住宅ローンと家賃の二重払いの期間が短くなる
③工事現場における天災などの自然災害の心配の期間が短くなる
などが主ですが、特に大きなメリットは②と③ですね。
②は、私も経験しましたが、工事が始まってから暮らし始めるまでの期間、住宅ローンと家賃の二重払いとなるわけですが、非常にきついです。
我が家の場合だと家を建てる前に住んでいた賃貸マンションの家賃が約60,000万円だったので、住宅ローン115,000円+家賃56,000円の171,000円を家が完成するまでの期間支払っていました。
家が完成するまでは、家賃と住宅ローンの二重払い
タマホームの家で例をあげると(我が家の場合)
<4月19日:着手金支払い 7,000,000円>
この時点てローンが発生します。
5月 6日:住宅ローン+土地ローン 115,000円+家賃56,000円
=171,000円
<5月8日:中間金支払い 7,000,000円>
6月 6日 住宅ローン+土地ローン 115,000円+家賃56,000円
=171,000円
6月20日 引き渡し
7月 6日 住宅ローン+土地ローン 115,000円
(6月22日に引っ越しているので、家賃はなし)
<7月8日:最終金支払い 7、500,000円>
(契約時に1,000,000円支払済)
2ヶ月間、住宅ローンと家賃の二重払いが発生しました。
タマホームは工期が短く2ヶ月で済みましたが、他のハウスメーカーや工務店であれば、あと1~2ヶ月分家賃を余分に支払う必要がありましたね。
建築途中の天災は施主にとって大きなリスク
私はタマホームで建築中、「地震などの災害が起きて建築中の家が壊れたらどうしよう」とずっと心配していました。
地震や天災など誰も予期できないことで建築中の家や資材に破損が生じて費用が必要になった場合、おそらく施主が負担することになるのだと想定されます。
もしかしたらハウスメーカーがそういう場合の時の保険に入っているのかもしれませんが、(そういう保険があるのか知りませんが)契約書には注文者が負担するというようなことが書かれています。
実際にタマホームの契約書では
天災その他自然的または人為的な事象であって、甲(注文者)乙(請負者)いずれにもその責を帰することのできない不可抗力によって工事の既済部分又は工事現場に搬入した監査済工事材料について損害が生じたとき・・・・・乙(請負者)が善良なる管理者の注意をしたと認められるものは、甲(注文者)がこれを負担します。
要するにタマホームがルールに沿って管理していた場合、現場で起きた損害は注文者が負担するということですね。
工期が長ければ長いほど、そういうリスクもあるということです。
タマホームの工期は2ヶ月間
タマホームの工期は、2.5ヵ月ほどと言われています。実際、我が家の場合は、約2ヶ月で完成しました。
4月20日に着手して、完成は6月20日でしたので、我が家の場合は工期2ヶ月間でしたね。(建坪:50坪)
参考までの他のハウスメーカーは、概ね3~4ヵ月。工務店は規模によりますが、3~5ヵ月ほどとなっています。
2ヶ月と5ヵ月では、3ヵ月の差があるので、大きいですよね。
工期が短いのは手抜き工事?
一戸建ての工期について考えていきますが、工期は短いと「手抜き工事なのではないだろうか」と心配になる方もいらっしゃると思います。
ネットの普及で情報量もすごいですし、何かあればすぐに訴訟問題にも発展して、会社自体の存続だって危ぶまれます。
ということから、工期が短いからといって手抜きはない、きちんとした家が建つという前提条件で考えていきます。
ただ、職人の技量により差があることは間違いないですが。
【タマホームの家は大安心できる⁉】築10年の評価を公開 - 大器晩成を信じて
新築の工期は短ければ短いほど施主のメリットは大きい
結論は工期が短いということは、施主にとってメリットしかないです。ただ、工期をハウスメーカー選びの基準に入れている方は少ないです。
イメージとして
- 工期が長い⇒丁寧に工事されている
- 工期が短い⇒手抜き工事されている
と思いがちですが、ここには何の根拠もありません。逆に工期がかかり過ぎるのは、職人の技量に問題がある可能性もありますので、単純に工期だけで家の仕上がりを判断することはできません。
これから新築をご検討の方は、ハウスメーカーの工期と自信の家賃と住宅ローンの支払いなどを考えながらハウスメーカー選びをしてみてはいかがでしょうか。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。