この記事を読んで分かること☝
- 二世帯住宅の資料請求オススメ4選の比較
- 新築検討時の資料請求の必要性
- 二世帯住宅で相見積を取るコツ
- 資料請求サービスの内容
このブログでは何回も書いていますが、私は二世帯住宅を建てて、10年以上暮らしています。(何かと大変なこともありましたが、もうすぐ無事11年になります(^^))
その経験をもとに二世帯住宅に関する様々な情報を発信させていただいていますが、正直なところ、ハウスメーカーの営業マンよりも二世帯住宅を検討する上で重要なポイントを分かっているつもりです。
そこで今回は、二世帯住宅を検討する上で役立つ資料請求を解説させていただきます。
ここ最近、二世帯住宅の新築を検討する際に資料請求を利用される方が多くなっています。
実際に二世帯住宅を建てた経験をもとに申し上げると、二世帯住宅の満足度は、「ハウスメーカーと打合せをする前の準備にかかっている」といっても過言ではないですね。
要するに、割と多くの営業マンが二世帯住宅のことを分かっていないから、施主自身がポイントを押さえておく必要があるということです。
二世帯住宅を検討する際のポイントは
- 床の防音対策(二重床対応の可否・間取りの工夫)
- プライバシーを考えた間取り
- コンパクト設計(土地の広さと予算が無限にある方は別)
上記ポイントは、建築費用とその後の生活に関わってくるため、すごく重要です。特に床の防音対策は何よりも重要と考えて良いです。
実際に二世帯住宅を建てられた方のアンケート結果として、下記のような内容があります。
・「キッチンをもう少し広くすればよかった…ちょっと手狭」(福岡県/40代/自営業/女性)
・「防音壁をもっと増やせばよかったと思います」(愛知県/50代/経営者・役員/男性)
・「部分共有型にしたが、住んでみて完全分離型にすればよかったと後悔…」(神奈川県/60代/無職/男性)
・「玄関が親世代が一階、子世代が二階だが、怪我や病気、将来のことを考えどちらも一階にすればよかった」(愛知県/60代/自営業/男性)【令和最新情報!】2年以内に二世帯住宅を建てた1,097人の本音!建ててわかった二世帯住宅のメリット・デメリットとは…!?|エニワン株式会社のプレスリリース
二世帯住宅のことをよく分かっていないハウスメーカーや営業マンに家づくりを任せてしまわないよう、資料請求で勉強・比較することは重要です。
2012年にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。
二世帯住宅での生活(生活歴10年)しながら、最もローコストで理想の二世帯住宅が、どういうものなのか研究。
実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。
一男一女の父親
- 2024年度版 新築の資料請求サービス ランキング
- 1位:「家づくりのとびら」 間取り・資金計画プラン、土地探しの資料請求
- 2位:LIFULL HOME´S カタログ請求
- 3位:SUUMO(スーモ) カタログ請求
- タウンライフ 間取り計画・資金計画、土地探しの資料請求
- 住宅展示場の見学と資料請求 どちらがよい?
- 二世帯住宅の資料請求に向かない人(デメリット)
- 資料請求の向いている人は?
- 資料請求なら「家づくりのとびら」が一歩リード
2024年度版 新築の資料請求サービス ランキング
会社の信頼性 | 資料内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
家づくりのとびら | ☆☆☆☆☆ | 間取り&資金計画書 | HMへのお断り業務あり |
LIFULL HOME´S | ☆☆☆☆☆ | カタログのみ | 上場企業 |
SUUMO(スーモ) | ☆☆☆☆☆ | カタログのみ | テレビCMでお馴染み |
タウンライフ | ☆☆☆☆ | 間取り&資金計画書 | 口コミ評価がいまいち |
新築の資料請求サービスは、会社によって内容が異なりますが大きく分けて
- 間取りと資金計画書を入手(カタログもあり)
- カタログのみ入手
の2パターンとなります。
二世帯住宅の場合、カタログだけでは分からない部分が多いため、間取り&資金計画書の資料請求がおすすめです。
一方、「資料請求が本当に家づくりに役立つのか」、「自分で住宅展示場へ行って情報を集めた方がいいのではないか」と資料請求に不安を感じられる方もいらっしゃると思います。
そんな方へ私からお伝えできることは
- 資料請求は無料で利用できる
- 自分の考えに合わなければ、利用を途中でやめることができる
です。
要するに利用にあたってリスクがないということです。
下の表は2024年2月に住宅生産団体連合会が発表した、新築検討者の動向アンケート結果です。
住宅展示場やイベントへ来場する人は減少して、その代わりWEBで新築を検討する人が増加しており、ネットでの資料請求やWEB打合せを利用して新築を検討される人が増えているのが分かります
1位:「家づくりのとびら」 間取り・資金計画プラン、土地探しの資料請求
サービス内容
- 間取りプランの提供
- 資金計画プランの提供
- 土地探し
「家づくりのとびら」のサービスの特徴は、
- 家づくり専門コーディネーターによる希望の聞き取り←重要
- ハウスメーカーへのお断り業務
があることです。
専門コーディネーターによる「希望の聞き取り」では、あなたの二世帯住宅づくりに対する希望をしっかり聞き取り、その詳細内容をまとめてハウスメーカーにプラン・見積の作成を依頼します。
冒頭にも書かせていただきましたが、依頼内容が曖昧だと、プランや見積を検討するための条件がハウスメーカー毎に違ってしまうので、相見積の比較ができない状況に陥ってしまいます。(条件が違えば、当然価格も違うため)
ですから「どういう間取りが良いのか分からない」「ハウスメーカーへの依頼内容を考えている時間がない」「誰かに相談しながら検討を進めたい」という方は「家づくりのとびら」が向いています。
また、プランや見積を複数のハウスメーカーから受けますが、その際にハウスメーカーの営業マンがしつこく営業をかけてくる可能性もあります。
それに対して「家づくりのとびら」では、ハウスメーカーへのお断りを代行してくれます。ストレスなく、資料請求したい方には、おすすめのサービスですね。
ただ、一つ注意したいことは、ローコスト系で二世帯住宅をご検討の方には、おすすめできません。というのもローコストハウスメーカーは独自の販売促進をしているので、「家づくりのとびら」から紹介されることはほとんどないです。
この「家づくりのとびら」の間取りプラン・資金計画プラン・土地探しの情報提供サービスは、2022年3月から開始されており、新しいサービスです。
似たような資料請求のサービスで「タウンライフ」がありますが、「家づくりのとびら」は後発ということもあり、サービス内容は充実しています。
新サービスということもあり、「家づくりのとびら」を運営する㈱NTTデータスマートソーシングも力を入れていますので、サービス利用の満足度は高いです。
「HOME4U家づくりのとびら」の住宅メーカー参画社数は、2022年1月時点で120社以上にまで拡大をしており、ユーザー様の弊社アドバイザーに対する満足度も「98.2%」と非常に高い評価を頂いております。
家づくりのとびらを利用するメリット・デメリット
<メリット>
- 家づくりやハウスメーカーのことで分からない部分を気軽に質問できる
- 資金計画の相談ができる
- オンラインのため、店舗へ行く必要がない
- 無料で利用できる
- ハウスメーカーへの断りを代行してくれる
<デメリット>
- ネットでの申し込み手続きが面倒
- 本当に役に立つ情報を得ることができるのか心配
- 価格の高いハウスメーカーを勧められないか心配
いずれのデメリットも自分次第という感じですから、利用することにメリットはないです。
私が思う一番のメリットは、「正確な相見積を入手することができる」ことです。
- 「良い間取りの二世帯住宅を建てたい」
- 「予算を抑えた二世帯住宅を建てたい」
- 「税制優遇を受けたい」
- 「プライバシーに配慮した二世帯住宅にしたい」
これらは皆が望んでいることですが、知識や情報がないと知らないうちにこれらの検討は過ぎ去ってしまい、結果、満足度の低い二世帯住宅に成りかねないです。
ですから、私は二世帯住宅の検討では、資料請求をおすすめしています。
「家づくりのとびら」は新しいサービスで顧客満足度も高いですから、利用するなら、まさに今という感じですね。
2位:LIFULL HOME´S カタログ請求
サービス内容は、ハウスメーカーのカタログ請求です。
複数のハウスメーカーのカタログを入手したい方には、オススメのサービスです。
サイト内は、テーマ別にハウスメーカーを検索することが非常に使いやすいです。
- 平屋住宅
- 輸入住宅
- 二世帯住宅
- ガレージハウス
- etc
家づくりにおいて、誰でも特定の希望はあると思いますので、選びやすいサイト作りとなっています。
運営企業は㈱LIFULLという上場企業ですから安心ですね。
ただ、口コミで資料請求をしたら、ハウスメーカーからの営業電話がかかってきたという内容もあるようですから、営業電話が苦手な方は、必要以上に資料請求し過ぎないように気を付けてください。
ローコストハウスメーカーで二世帯住宅をご検討の方は、カタログ請求からがオススメですね。
LIFULL HOME´Sでカタログ請求するメリット・デメリット
<メリット>
- 一度の申し込み入力で複数のハウスメーカーへカタログを依頼できる
- LIFULL HOME´Sのサイト内で坪単価を確認しながら選ぶことができる
- サイトがつかいやすい
<デメリット>
- ハウスメーカーから確認の電話がかかっている
- カタログだけでは具体的に検討できない
カタログのみの請求については、こちらの記事でハウスメーカー毎のカタログ内容をまとめていますので、ぜひ、読んでみてください。
【2024年度版 ハウスメーカー12社のカタログ請求】カタログ請求ランキング1位はタマホーム - 大器晩成を信じて
3位:SUUMO(スーモ) カタログ請求
テレビCMでお馴染みのSUUMO(スーモ)もカタログの一括請求サービスがあります。最近は、家づくりの相談をできる「スーモカウンター」の知名度があがっていますが、とりあえず、カタログを欲しいという方は、「スーモカウンター」ではなく、カタログ請求がおすすめです。
ただ、カタログ請求よりももっと具体的に二世帯住宅の情報を知りたい方にとって、SUUMO(スーモ)は少し物足りないかもしれません。
詳しくは下記の記事を読んでみてください。
【二世帯住宅の情報収集ならSUUMO(スーモ)が良い?】結論⇒二世帯の検討にSUUMOは向かない - 大器晩成を信じて
LIFULL HOME´Sのカタログ請求と同様に家づくりの目的に合ったハウスメーカーを選択して、カタログ請求することができます。
では、「SUUMO(スーモ)とLIFULL HOME´Sどちらが良いのか?」
という疑問をお持ちになるかと思いますが、基本的にはサイトの使いやすさで考えればいいです。
スーモを利用するメリット・デメリットは、LIFULL HOME´Sのカタログ請求と同じですね。
カタログ請求ですから、サービス内容で差がつくこともないですし、運営会社もリクルートとLIFULLですから、どちらも信頼できる会社です。知名度の安心感をとるならSUUMO(スーモ)ですね。
タウンライフ 間取り計画・資金計画、土地探しの資料請求
年間利用者数が、約57,000人の人気サービスです。
サービス内容は、「家づくりのとびら」と同様に
- 間取りプランの提供
- 資金計画書の提供
- 土地探し
です。これまでの利用者数が、100万人を超えていることもあり、安定サービスです。個人的には、良いサービスと思っていて利用する価値は高いと感じていますが、昨年から㈱NTTデータソリューション「家づくりのとびら」という近いサービスを開始したので、今後、タウンライフは苦戦するかもしれません。
「ハウスメーカーへのお断りサービス」をやっていないという部分もマイナスポイントですかね。
ただ、これだけ利用者がいますので、悪いサービスではありません。
住宅展示場の見学と資料請求 どちらがよい?
「住宅展示場の見学」と「資料請求」のどちらがオススメかという問いに対して、当ブログの回答は、「まずは資料請求」することをオススメしています。
これには明確な理由があり
- モデルルームと実際に建てる家は違う(モデルルームはコスト関係なし)
- 二世帯住宅のモデルルームはほとんどない
- 住宅展示場へ行って、1社で決めてしまうと、もっと検討すればよかったと後悔する
- 複数社検討しないと、せっかくの注文住宅も何となくの家になってしまう
- 住宅展示場の説明が、本当なのかどうか心配になる
- 複数のハウスメーカーで話を聞くことに時間を要する
これらの悩みを解消するために「資料請求」は有効です。
下記のアンケート結果は、実際に家を新築された方が、検討中に不安だったことです。
不安の第一位に「ハウスメーカー選び」があり、ハウスメーカー選びの難しさを表しています。資料請求を利用することにより、この不安はかなり解消されます。
二世帯住宅の資料請求に向かない人(デメリット)
冒頭で「二世帯住宅の検討に資料請求が有効」という説明をさせていただきましたが、一方で資料請求には当然ながらデメリットもあります。
こういう人に資料請求はオススメできない
- 家族で住宅展示場を見学して、楽しみながら新築を検討したいnen
- 地場の強い工務店を探している
- 会社規模の小さいローコストハウスメーカーを探している
<住宅展示場で楽しみながら新築を検討したい>
カタログを貰う目的も含め住宅展示場へ行って楽しみながら検討したいという方には、資料請求はオススメできません。ワクワクしながら新築検討したいという方ですね。
個人的には、ある程度勉強してから展示場へ行った方が理解も深まると思っていますが、家族で展示場へ行く気持ちもよく分かります。
私も住宅展示場のイベントによく行っていました。仮面ライダーショーやトミカ釣りなど子供が喜びますよね。
【二世帯住宅のモデルハウスは、なかなかない⁉】ハウスメーカーのモデルハウス事情を調べてみた - 大器晩成を信じて
<地場の強い工務店・会社規模の小さいローコストハウスメーカーを探している>
一括資料請求では、工務店や規模に小さなハウスメーカーの資料を取り扱っていないケースがあります。資料請求サービス会社と提携するためには、ハウスメーカーもある程度の販売促進費を投入する必要がありますが、そういう費用的な問題や需要の問題により提携していない工務店やハウスメーカーがあります。
そういったところは資料請求の対象外になってしまうので、地場の工務店で検討したいという方に資料請求はおすすめできません。
資料請求の向いている人は?
特にこういう方には「資料請求」がオススメです。
- 優柔不断な人
- 断れない人
- 相見積を取って、コストを抑えつつ理想の家を建てたい人
- 検討する時間があまりない人
- 新築を検討しているが、何から始めていいか分からない人
あまり表現はよくないですが、図々しい人は資料請求ではなく、住宅展示場を回って検討しても問題ないです。
自分の希望を曲げることもないですし、ハウスメーカーの営業マンを断れないということもないですから。
でも、上記5項目のうち、2つ以上当てはまるのであれば、資料請求がオススメです。
資料請求なら「家づくりのとびら」が一歩リード
新築の資料請求について、書かせていただきましたが、総合的に考えると「家づくりのとびら」が一歩リードしています。
その理由は
- 他者の資料請求にない、あなたの希望を聞き取りするコーディネーターの存在
- しつこいハウスメーカーの営業マンを調整するお断り業務
この2つは、「家づくりのとびら」の強みですね。また、2022年3月からの新サービスということもあり、顧客から信頼を得るため、しっかり仕事をしてくれるでしょう。当ブログでは、「家づくりのとびら」を推していますので、家づくりで悩まれている方は、利用してみてください。