昨年のウッドショックや世界的な半導体の需要増、そして今年は、ウクライナショックによる値上げということで、新築を検討している方には耳の痛い話が続いています。
時が過ぎれば、また価格が下がってくるのか分からない状況で、もしかしたら何年待っても価格が下がらない可能性は十分に考えられます。まぁ待つというのも選択肢の一つだとは思いますが、家を新築するのはタイミングがすごい重要なので、待てない方も結構いらっしゃると思います。
そんな状況下でローコストハウスメーカーに興味を持たれる方は多いと思います。ちなみに我が家は、ローコストハウスメーカーのタマホームで家を新築しましたが、普通に良い家ですよ。価格面の実感としては、「大手ハウスメーカーは高すぎる!」という感じですね。
大手ハウスメーカーとローコストハウスメーカーの違い
実際にできた家を比較すると大手ハウスメーカーとローコストハウスメーカーで家に出来映えに違いはないですね。にも拘わらずなぜ、価格差が生まれるのか?これは割と明確な2つ理由はあります。
①研究開発費(設計費)の違い
②利益率の違い
これがほとんどではないかと思っています。
やっぱりデザインや間取り、提案力は圧倒的に大手ハウスメーカー方が強いです。一方ローコストハウスメーカーは、良くも悪くも普通に家を建ててくれます。新鮮味ということで言えば、少し物足りないです。
次に利益率ですが、以前、各ハウスメーカーの決算書を確認しましたが、明らかに大手ハウスメーカーの方が営業利益率が高かったです。ローコストハウスメーカーは価格勝負という部分があるので、利益を削っていることが分かりました。
コスト重視ならtown lifeの資料一括請求をすべき
価格面を重視するのであれば、個人的にはtown llife家づくりの資料一括請求を利用するのが良いと思います。ハウジングセンターやハウスメーカーの展示場を回るのも新築の検討では必要なんですが、実際には、なかなか金額が出てこないですよ。
競合他社に金額情報が漏れるのを嫌がっているのか分からないですが、大手ハウスメーカーほど金額情報は出てきにくいですね。
town life家づくりの一括資料請求は、無料で利用できるので、試してみる価値は十分にあると思います。
入力が少し面倒くさいというのはありますけど・・・
まぁでも面倒くさがっていては、お得に家を建てることはできないので、頑張ってみてください。town life 公式ホームページのURLを貼っておきますね。
ローコストハウスメーカー
タマホーム
本社:東京都
資本金:43億1,014万円
従業員数:3,319名
売上高:2,108億円
設立:1998年6月
ローコストハウスメーカーの草分け的存在ですね。低コストを武器に躍進しており、約10年前に株式を上場しており、大企業にまで成長しました。以前は、坪単価25.8万円というのが売りでしたが、さすがに現在はそういう家の売りが仕方はしていませんね。この10年間で会社の財務内容も安定してきており、安心して新築をお願いできる企業になりました。
タマホームのホームページはこちら
ヤマダホームズ
本社:東京都
資本金:7億9,250万円
従業員数:756名
売上高:???億円
設立:???(レオハウス吸収)
現在は、ヤマダ電機のグループ会社ですが、当初はレオハウスという単体の会社でした。詳細は長くなるので書きませんが、建築コンサルティングがタマホームと同じ会社であったため、営業路線はタマホームと同様でした。
タマホームは「大安心の家」でレオハウスは「大人気の家」を売り出していました。
ネーミングまで似ていました。
当初はタマホームの二番煎じという感じでしたが、その後、着工棟数を確保できず、ヤマダ電機に買収された経緯があります。
ローコストハウスメーカーというのは変わっていないですが、ヤマダ電機が親会社ということもあり、タマホームとは違った独自性を出しています。
アイフルホーム
アイフルホームは他のローコストハウスメーカーとはちょっと違うんですよね。
(株)LIXIL住宅研究所という会社が展開している住宅フランチャイズなんです。設計、仕様、工法などのノウハウを提供して、フランチャイズ展開しているのがアイフルホームです。それ自体は特に問題ないと思います。
LIXILということで、住宅設備は充実していると思いますし、おそらくその部分でコストを落としているのだと思います。
ユニバーサルホーム
本社:東京都
資本金:4億9,180万円
従業員数:193名
売上高:37億円
設立:1995年5月
直営店と加盟店があります。展開の仕方としてはアイフルホームにちょっと似ていますが、こちらは直営店があります。ただ加盟店から退会した会社も結構あります。
直営店で建てるのか、加盟店で建てるのか、そこが難しい部分ですね。実際、どちらがいいのか分かりませんが、加盟店で家を建てて、万が一その会社が脱退した場合、メンテナンスがどうなるかなどを心配するのであれば、直営店だと思います。
ただ、加盟店の方が家造りでいえば、自由度が高そうです。
クレバリーホーム
クレバリーホームもアイフルホームと同様です。(株)新昭和という会社が展開しているフランチャイズです。ツーバイシックス工法やツーバイフォー工法といった枠組壁工法を採用した家を建てます。こういう独自の家を建てるハウスメーカーは個人的にはあまり好まないです。万が一、その会社が倒産した時、メンテナンスなど対応が難しくなるので。
ローコストハウスメーカーまとめ
代表的なローコストハウスメーカーを紹介してきましたが、大きく分けると直営とフランチャイズという感じになるでしょうか。
家を建てる顧客目線で考えると実際、直営かフランチャイズのどちらが良いのかは分かりません。小回りということでいえば、地元に根付いた会社のやっているフランチャイズだと思いますし、ハウスメーカーの意向に忠実なのは直営だと思いますし、どちらが良いのかは何とも言えないですね。
色々、見て、話しを聞いて検討する必要があります。
家の良し悪しは当然、検討するわけですが、それよりも重要視しているのがその会社の信用度ですね。分かりやすく言いますと「倒産の可能性」がどうなのかということですね。やっぱり金額も大きく、且つ長く使うものなので、信用のおける会社にお願いしたいです。
ローコストハウスメーカーだからと言って家が悪いということではないですよ。実際、私もタマホームで家を建てて満足しています。
<追記>(2022年4月7日)
フランチャイズ系で注意したいことは、各会社毎に力量が違うので、そこの見極めですね。家の企画自体は、本部からのものですが、結局、それを造るのはその会社なので、家に出来に差があるのは間違いないです。また色々、施主からのクレームに対して、フランチャイズ本部は基本的に介入しないということもあるので、フランチャイズ系は会社選びを慎重にした方が良さそうですね。
※イメージ画像は、各ハウスメーカーの公式ホームページより引用しています。