家を新築する際、家以外にたくさんの費用がかかるため、少しでも価格を抑えたいと考えるのは自然なことです。
その中で、家本体というのは、最も高額なので「値引き交渉」できないものか、誰しも考えることでしょう。
私も家を新築した際、もちろん同じことを考えました。「いや~金額が厳しいなぁ・・値引きの交渉をしてみようかなぁ」こんな感じでしたね。
私は、タマホームで家を新築して、少しばかり値引きしてもらいました。
ただ、普通の値引きではなく、提携値引きのような形でした。
今回は、タマホームの値引きとそれ以外のハウスメーカーの値引きについて、考えてみます。
2012年にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。
二世帯住宅での生活(生活歴10年)しながら、最もローコストで理想の二世帯住宅が、どういうものなのか研究。
実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。
一男一女の父親。
タマホームは基本的に値引きはしない
タマホームは、基本的に値引き対応はしません。
ローコストハウスメーカーということで価格的に厳しい面もありますし、見積の信頼性を持たせるために値引きはしていません。
ただ、私が家を新築した当時は、働いている会社の福利厚生でベネフィットというものに入っているのですが、その会員証を提示すると家の代金の1%値引きしてくれました。
家の本体価格が2,500万円なので、約25万円の値引きです。
非常に助かりました。最初はベネフィットの値引きがあるなんて全くしりませんでしたが、営業さんが教えてくれました。
値引き対応ではなくサービス品で対応
タマホームは、値引きというよりサービス品で対応してくれます。
我が家の場合で言えば
- 1階の床暖房
- シューズBOXの大型化
- カップボード
- 食洗器(当時、食洗器はオプション扱い)
をサービス品として、無償で提供してくれました。
おそらく家の規模によりサービス品の総額は決まっていると思いますが、この部分は営業の裁量に任せれていると感じます。
そういう意味では、営業マンの見極めが重要です。
【二世帯住宅の満足度は営業次第⁉】営業の力量を見極める5つの要素 - 大器晩成を信じて
値引きの考え方は?
値引きについては、色々な考え方がありますが、個人的には値引きなしと決めているハウスメーカーの方が信用できます。
戸建にしても工場などの建築にしてもそうですが、コストを抑えるため、材料を一括で大量に仕入れて、スケールメリットのもとに価格を抑えるといっても限界があります。
また、職人などの人件費は、削れない部分でもあります。
ハウスメーカーや工務店も慈善事業ではないので、会社を維持していくために、ある程度決まった利益を確保しなくてはなりません。値引きをしようと思えば、当然、どこかを削らなければならないのです。普通に考えれば。
だから基本的には、「値引きは難しいこと」だと理解すべきで、仮に大幅な値引きを入れることのできる価格というのは
- 初めから高い金額を吹っ掛けられている。
- 見えない場所の工事で費用を抑えている
のどちらかです。
【営業マンの口車に乗ってはいけない】タマホームの値上げ幅は【約3%UPが適正】な理由を解説 - 大器晩成を信じて
値引きをしない業者の方が信用できる
家のような材料費と作業費が、価格の大部分を占めるものは、価格なりのものしかできません。
無理やり値段を下げさせれば、業者としてはどこかで帳尻を合わせなければ、やっていけません。その帳尻を合わせる部分というのが、見えない部分の施工であったり、材料の品質であったりする可能性はあります。
また、値引き代を持った価格の場合、
値引き交渉をしない施主には、値引きなしで販売し過剰な利益を取る
という不公平が生じます。
だからタマホームの値引きをしないというやり方は、信用できて、その価格に見合うだけの家は造ってくれるのだと感じます。
他所のハウスメーカーや工務店が、どういう方針を持っているのか分かりませんが、少なくともタマホームは、正直に商売しているのだと感じます。
家を建てるハウスメーカーや工務店を検討する際、値引きの有無という視点で見てみることも必要です。
単純に価格だけ下げてくる業者があるとすれば、ちょっと不審に思いますね。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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