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二世帯住宅 × タマホーム

【アキュラホームの二世帯住宅はコスパ最強⁉】タマホームの二世帯住宅と比較してみた

ローコストハウスメーカーで二世帯住宅を検討していると、アキュラホームという名をよく見かけます。「2,000万円台からの二世帯住宅」という割とインパクトのあるキャッチコピーを掲げていますね。

ここ数年は新築価格が高騰しており、今後もさらに上がっていきそうなのでローコストハウスメーカーで二世帯住宅を検討される方が増えていて、アキュラホームの注目度も上がっています。

アキュラホームで二世帯住宅を建てる大きなメリットは

  • ハウスメーカーでトップレベルのコストパフォーマンス
  • 他のローコスト住宅にはないお洒落な外観
  • 初期20年保証(10年保証のハウスメーカーが多い)

です。この記事では他のローコストハウスメーカーの二世帯住宅と比較しながら、アキュラホームの二世帯住宅を解説させていただきますので、これから二世帯住宅をご検討の方は、ぜひ、最後まで読んでみてください。

■この記事を書いた人■

2012年にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。

二世帯住宅での生活(生活歴11年)しながら、最もローコストで理想の二世帯住宅が、どういうものなのか研究。

実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。

一男一女の父親。

アキュラホームの二世帯住宅の価格帯(坪単価の目安)

アキュラホームの坪単価はおおよそ45〜65万円/坪です。

二世帯住宅の延床面積はタイプによって異なりますが

  • 延床面積40~50坪(狭小の完全分離型 二世帯住宅)
  • 延床面積50~60坪(完全分離型 二世帯住宅)

延床面積40坪程度の二世帯住宅であれば、1,800万円〜2,600万円が目安となります。※オプション・地域・仕様グレードにより変動あり。

ただ、昨今の新築価格の上昇により坪単価45万円ということはないですから、坪単価65万円で考えておくのが良いですね。

私は延床面積44坪の完全分離型 二世帯住宅で暮らしていますが、特別、大きな問題はありません。強いて言えば防音対策(プライバシー対策)をもっと施工しておけばよかったという感じですね。

【実例】タマホームの二世帯住宅は2205万円【ローコストで二世帯住宅を建てるコツを解説】 - 大器晩成を信じて

アキュラホームとタマホームの二世帯住宅を比較

比較項目 アキュラホーム タマホーム
二世帯住宅対応力 完全自由設計により、完全分離型・部分共有型・完全共有型すべてに対応可能。 部分共有型、完全共有型が中心。完全分離型も対応可能だがプランにより制約あり。
価格帯(建物本体) 2,500万円〜4,000万円台(仕様・設計内容により幅あり) 2,000万円〜3,500万円台(商品グレードにより異なる)
設計自由度 親世帯・子世帯それぞれの生活スタイルに合わせたフルオーダー設計が可能。 ベースプランを元にアレンジ。フルオーダーも可能だが自由度はやや制約あり。
標準仕様(性能面) ・耐震等級3標準
・高断熱仕様(UA値0.46〜0.6)
・高気密仕様(C値1.0以下)
・ZEH水準対応可能

・耐震等級3対応可
・断熱仕様はプランで差あり

(UA値0.6〜0.87程度)
・ZEH対応プランあり

(例:「グリーンエコの家」)

生活音対策 上下階の遮音設計・防音床構造・間取り工夫(寝室上に水回りを置かないなど)を提案。 遮音性確保のため二重床仕様オプション提案あり。標準は一般的な仕様。(標準仕様は防音性能低い)
水回り設計 親世帯・子世帯別にキッチン・浴室・トイレ設置可能。設備グレードも選択自由。 共有型が基本だが、オプションで水回りを二世帯分に増設可能。
保証・アフターサービス 初期20年+有償メンテで最長60年保証。1ヶ月・6ヶ月・1年・2年・5年・10年点検実施。 初期10年+有償メンテで最長60年保証。半年・2年・5年・10年点検実施。
得意な二世帯住宅スタイル 完全分離型二世帯住宅、大空間共有型二世帯住宅、3階建て二世帯住宅 コスト重視の部分共有型二世帯住宅、ファミリー向け完全共有型
その他特徴 建築家提案プランあり。大収納空間・高断熱・高耐震を標準化。 コスパ重視。タイル外壁仕様や標準設備グレードUPも可能(プラン次第)。

新築のコストだけで判断するとタマホームになりますが、仕様を含めた費用対効果で考えると互角の勝負、もしくはアキュラホームの方がおすすめですね。アキュラホームの保証期間が20年というのも大きなメリットです。

タマホームの保証期間は10年で保証を延長するためには、タマホーム指定のメンテナンス工事(防蟻処理、外壁のシーリング施工 ※費用:50~150万円)

アキュラホームの二世帯住宅の主な特徴

アキュラホームの二世帯住宅は、ローコストでありながら高品質・高機能な住まいを実現していて他社にはないアキュラホーム独自の取り組みを説明させていただきます。

現場大工の声を反映した家づくり

  • 営業・設計・現場が一体となった「三位一体の家づくり体制」
  • 実際に建てる大工の声を設計や仕様に反映
  • 施工性・仕上がり・住み心地をトータルで追求

大工はハウスメーカーの指示通り工事を施工するのが役目ですが、アキュラホームはその大工からの意見を取り入れてより良い家を造ろうとしています。

オリジナルの二世帯住宅ブランド「共家(ともいえ)」の存在

  • 玄関・水回りの配置で「つかず離れずの関係性」を実現
  • プライバシーを守りつつ、協力し合える生活動線
  • 生活リズムの違いに対応した間取りや防音構造

ローコストハウスメーカーでは、商品数を絞るため二世帯住宅専用の商品を持っていないケースが多いです。(例えばタマホームであれば、「大安心の家」にオプションで機器を追加して二世帯住宅にする)

二世帯住宅はプライバシー対策などのノウハウが必要ですから、二世帯住宅専用の商品があるのは良いですね。

収納力と快適性の両立

  • 天井高を活かした「ロフト収納」や「小屋裏収納」
  • 階段下や廊下の壁厚を利用した多機能収納
  • 居住空間を圧迫しない設計で家全体の快適性を確保

二世帯住宅は生活スペースに場所を取られてしまい収納スペースが不足するケースが多いです。

高耐震性

  • 木造軸組工法にパネルを加えた「ハイブリッド構造」
  • 耐震等級3に標準対応
  • 地震だけでなく台風や積雪にも強い構造体

アキュラホームの2階床の防音対策

私は二世帯住宅で11年間暮らしていますが、2階⇒1階への生活音で揉めることが多いです。歩く音や子供の走る音など、重低音は響きやすいです。(会話などは聞こえないです。)

【タマホームの二世帯住宅 2階床の防音に問題あり⁉】上下分離の二世帯住宅なら二重床対策が必要 - 大器晩成を信じて

アキュラホームでは、2階床の遮音対策をすることができるので、二世帯住宅を相談する際は、営業マンに「2階床の防音対策したい」と伝えてください。二世帯住宅において、2階床の防音対策は何よりも重要です。

サンドイッチ構造の床材(遮音対策)

  • 床材の間に遮音シート・吸音材を挟んだサンドイッチ構造
  • 足音や生活音を階下に響かせにくく、二世帯住宅でも安心
  • 遮音フローリングと組み合わせることでさらに静音性を確保

 剛床構造(耐震性向上)

  • 構造用合板を梁(はり)に直接貼り付けた「剛床(ごうゆか)構造」
  • 横揺れやたわみに強く、地震時のゆれを抑える効果あり
  • 2階部分のブレを減らし、家具転倒や壁面損傷を予防

標準断熱材+オプションで制振材や遮音強化可

  • 断熱材(グラスウールや高性能ウレタン)を挟んで冷暖房効率を改善
  • 希望により「制振ダンパー」や「遮音材追加」も選択可能

収納の工夫(二世帯住宅は収納が不足する)

アキュラホームの二世帯住宅では、収納に関しても家族の生活動線や人数を考慮し、効率的な設計がされています。

  • 玄関付近に大型シューズクロークを設置可能
  • 親世帯・子世帯それぞれにウォークインクローゼットを設計
  • キッチン周辺に食品庫(パントリー)を配置
  • 階段下や廊下などのデッドスペースを活用した収納提案
  • 共用収納と専用収納を分けることで使いやすさを向上

アキュラホームの二世帯住宅のプランタイプ

プランタイプ 特徴 向いている家族構成
完全分離型 玄関・水回り・生活空間すべてを分離 お互いのプライバシーを重視する場合
部分共有型 玄関や浴室などを一部共有 親子の距離感を保ちつつ協力したい家庭
同居型 LDKなどを共有し、コストを抑える 仲の良い家族・介護目的の同居

アキュラホームの強みは部分共有型?

アキュラホームの特徴として、大きな無柱空間や吹抜け天井があります。木造でこれだけの大空間を造るハウスメーカーは少ないです。

例えば親世帯と子世帯で交流の場を造りたい、LDKを共有にしたいという方はアキュラホームの間取りプランを提示してもらうのがおすすめですね。

  • 最大30帖の無柱空間
  • 最大7.5mの吹抜け天井高

大空間を造りつつ耐震等級3を確保することが可能です。

■合わせて読む■

実例紹介:玄関別・水回り共有の部分共有型

埼玉県在住のK様邸では、親世帯と子世帯で玄関を完全に分けた部分共有型の二世帯住宅を建築。
以下のような工夫が施されました。

  • 1階:親世帯用2LDK+バリアフリー設計
  • 2階:子世帯用3LDK+ロフト付き
  • 玄関は2つ設置し、互いの来客が気にならない設計
  • 浴室・洗面は共用で掃除の分担ルールを設定
  • 音対策として階段まわりに吸音材を採用

施工面積は約42坪、価格は約2,300万円(太陽光発電含む)と、予算内で高機能かつ快適な二世帯生活が実現できました。(坪単価54万円)

アキュラホームの二世帯住宅のメリットと注意点

メリット

  • 自由設計で家族構成や希望に応じた提案が可能
  • コストパフォーマンスが高く、ローコストで実現可能
  • 営業・設計・現場のチーム連携が強く、相談しやすい

注意点

  • プランによっては標準仕様のバリエーションが少ない場合も
  • 施工エリアによって品質にばらつきがあるという声も一部あり(大工の腕次第)

アキュラホームの強みは木造ビルを建築できる技術力

アキュラホームは2022年、東京都立川市に地上5階建ての純木造ビル「AQURA Vision Center(アキュラ・ビジョン・センター)」を竣工しました。延床面積約1,700㎡を誇るこの施設は、自社の環境技術と木造施工力を結集した象徴的なプロジェクトです。

このビルの特徴は

  • 主要構造:木造軸組工法+CLTパネル(直交集成板)
  • 鉄骨を使用せず、耐火構造も木材で対応
  • 脱炭素建築として国交省の補助対象にも認定
  • 使用木材は国産材(スギ・ヒノキ)中心で、地産地消を推進

と言う感じで木造住宅の技術を集結させた造りになっていて、アキュラホームの技術力の高さを知ることができます。

また、二世帯住宅の建築でも重要視される防音性能にも配慮した設計となっています。

木造建築では音の伝わりやすさが課題になりますが、アキュラホームの純木造ビルでは最新の防音構造と素材を導入し、快適な室内環境を実現しています。

  • 床構造に防振材を挟んだ多層構造床を採用し、上下階の遮音性を強化
  • 壁面に吸音性能の高い断熱材・吸音パネルを併用
  • CLTパネル自体の重量・密度を活かした遮音設計
  • 音響測定の結果、一般的な鉄骨造に近いレベルの遮音性能を確保

これらの技術はアキュラホームの二世帯住宅造りのノウハウにもなっています。

アキュラホームの「構造プレゼン」に注目

構造計算書の提示、住宅性能表示制度への対応、木造ビル建設のノウハウなど、建物の「見えない部分」への信頼感が強いのがアキュラホームの特長です。

展示場では「耐震実験動画」や「剛床構造サンプル」なども見られるので、ぜひチェックしておきましょう。

アキュラホームの二世帯住宅  Q&A

質問 具体的な回答
アキュラホームの二世帯住宅とは? 親世帯・子世帯が互いに快適に暮らせるよう、共有・分離のバランスを自由に設計できる注文住宅プラン。高断熱・高耐震仕様を標準装備しており、長期的な安心を重視している。
選べる二世帯住宅スタイルは? 完全分離型(玄関・水回り・生活空間すべて別)
一部共有型(玄関・リビングのみ共有、水回りは分離)
完全共有型(寝室のみ分離)
それぞれの生活スタイルに合わせた提案が可能。
建物本体価格の目安は? プランにより異なるが、2,200万円〜3,800万円程度(税込)が中心。完全分離型では設備2セット分のため、価格は高めになる傾向。
自由設計はどこまで対応可能? 完全自由設計に対応。
例えば、親世帯のバリアフリー化、子世帯向けに広いLDK、将来の間取り変更を想定した設計(可変間仕切り)など、ライフステージに応じたプランニングができる。
標準仕様はどんな内容? ・高性能断熱材(UA値0.6以下)
・高気密仕様(C値1.0以下)
・システムキッチン(食洗機対応可)
・ユニットバス(浴室暖房乾燥機付き)
・高耐震構造(耐震等級3対応)
保証やアフターサービスは? ・最長60年長期保証制度
・初期保証20年、以後有料メンテナンスで延長可能
・定期点検は引渡後1ヶ月、6ヶ月、1年、2年、5年、10年目に実施
二世帯住宅を建てる際の注意点は? ・生活音対策(防音設計)を重視する
・世帯ごとのプライバシー線引きを明確に
・相続・住宅ローン名義問題を事前に専門家と相談
・将来、リフォーム・賃貸転用しやすい設計も視野に入れる
どんな家族に向いている? ・親世帯と程よい距離感を保ちたい子世帯
・土地を有効活用し、二世帯で資産形成を考える家族
・生活音やプライバシーをしっかり守りたい世帯
・高気密・高断熱住宅で快適な二世帯生活を送りたい人

ローコストで二世帯住宅を検討するならアキュラホームも候補の一つに

施主としてアキュラホームの二世帯住宅に期待することは

  • ローコストで二世帯住宅を建てる
  • 2階床の防音対策をしっかりする
  • 収納スペースを確保する

ですね。この3点をしっかり対策できれば、満足度の高い二世帯住宅を建てることができます。

ここ数年の新築価格の高騰で大手ハウスメーカーで二世帯住宅を検討するなら5,000万円以上(土地は含まず)の予算が必要です。5,000万円の二世帯住宅は普通のサラリーマンではなかなか建てることができません。

「二世帯住宅を建てたい」でも予算的に厳しいという方は、一度、アキュラホームで話を聞いてみてはいかがでしょうか。

 

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「二世帯住宅を検討しているけど・・・」
 
・ローコストで二世帯住宅を検討したい
・経験豊富なハウスメーカーを選びたい
・狭い土地に狭小二世帯住宅を建てたい
・賃貸併用型が可能な二世帯を建てたい
 

こんなお悩みをお持ちの方には、アイダ設計の二世帯住宅がおすすめです!

アイダ設計は賃貸アパートの建築も手掛けており、そのノウハウ(プライバシー対策や防音対策)を二世帯住宅の設計にも活かしています。

そして価格については、自社のプレカット工場で木材を加工しているため、他のハウスメーカーと比較してかなりコストパフォーマンスも高いです。

「どこで二世帯住宅を建てようか・・」とお悩みの方は、アイダ設計の展示場へ行って話を聞いてみてもいいですし、時間がなければ、とりあえずカタログの請求だけでもしてみてはいかがでしょうか。

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