この記事を読んで分かること☝
- 二世帯住宅に来客があった場合の状況
- 来客が多い方の二世帯住宅の造り方
我が家は上下分離型の二世帯住宅で1階が親世帯、2階が子世帯です。この家で暮らすようになって11年ですが、その間、友人で会ったり親戚であったりが遊びにきて、場合によっては泊っていったりもします。
- 兄弟が親世帯のところに顔を出しに来た
- 妻の家族が遊びに来た
- 妻の友人が遊びに来た
- 子供たちの友達が泊りにきた
などなど、お客さんが家に訪れるケースはたくさんあります。
二世帯住宅というと「なかなか友達や家族、親戚を呼べない」というイメージを持たれがちですが、実際のところはどうなのか気になりますよね。確かに完全同居の場合は、全員が気を遣うため、来客対応が難しいです。
でも完全分離型の場合は、問題なく来客を受け入れることができるので、今回は体験談を含め、完全分離型 二世帯住宅の来客対応について説明させていただきます。
どういった二世帯住宅を建てようか、ご検討の方は、ぜひ、最後まで読んでみてください。
2012年にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。
二世帯住宅での生活(生活歴10年)しながら、最もローコストで理想の二世帯住宅が、どういうものなのか研究。
実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。
一男一女の父親。
我が家(完全分離型 二世帯住宅)の間取り
我が家は上下分離型の二世帯住宅です。完全分離型ですから水回りや玄関も分かれています。各世帯とつなぐ扉は、玄関付近にあります。
世帯毎に生活エリアが分かれているため、普段、生活していて顔を合わせることがありません。
そんな完全分離型の二世帯住宅で暮らしていて来客があった際の雰囲気を解説させていただきます。
来客対応しやすいのは完全分離型
簡単にイメージできると思いますが、同居型の二世帯住宅で暮らしていて、お客さんを呼ぶのは結構なハードルが存在します。
迎え入れる側もお客さん側も、どういう雰囲気になるのか心配ですよね。例えば同居型で親世帯の来客がある際、子世帯としてはどこにいればいいのか分からないですし、どの程度、あいさつをするのかも悩みます。
完全分離型であれば、こういった心配事がありません。ここでは実際に私が経験したことを書かせていただきます。
妻の家族や友人が遊びにきた
これまで妻の両親や姉妹が我が家へ遊びに来たことが何回かあります。
ルールと言うとちょっと大げさですが、妻の家族が遊びに来る際、二世帯住宅の1階で暮らす私の両親へのあいさつはなしにしています。
というのも、あいさつをするとなると手土産が必要であったり、気を遣ったりするので気軽に来にくくなってしまいますよね。
二世帯住宅で近くに暮らしているといっても別の世帯ですから、気軽に来れる環境を作っています。駐車場も1台分空きスペースがあります。
私の兄弟が泊りにきた
私の兄弟は時々泊りにきます。地方で暮らす兄弟にとっては実家に帰る感覚なので、長期連休は泊りできたりします。
親世帯のところで2泊することもありますが、泊っている間、2階で暮らす妻や子供たちと顔を合わせないことがほとんどです。
兄弟としては、実家に帰っているだけなので、二世帯住宅だからといって特別なことはないですね。
「接点がないなんて寂しい」と言われる方がいるかもしれませんが、完全分離型での生活はこんな感じです。
子供たちの友達が泊りにきた
今は子供たちも中学生と高校生になり、友達が泊りにくることもなくなりましたが、小学生の頃は、よく友達が泊りにきていました。
小学生にとって友達の家に泊りに行くというのは一つのイベントですから。小学生の子供だと、泊りに行った時くらい夜更かししたいものです。
同居型だとどうしても、ある程度は親世帯の生活リズムに合わせる必要がありますが、分離型では気兼ねなく子供たちも夜更かしができます。
来客のタイミングが被っても大丈夫
身近な来客体験を書かせていただきましたが、来客は他にもあります。例えば保険屋さんや親世帯の友人や親戚などですね。あまりないですが、来客のタイミングが合ってしまった時も分離型であれば問題ありません。
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完全分離型でも来客時は気を遣う?
あいさつなどの気を遣うことはないですが、その中で一つだけ気を付けていることがあります。それは「音」ですね。例えば親世帯に来客がある際は、ドンドンという床の音には気を付けます。
完全分離型といっても一つの家ですから、2階床⇒1階への「音」は伝わります。私の兄弟であれば気にすることもないですが、親戚以外の来客の場合は、「音」の配慮はするようにしています。
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来客が多いなら分離型&動線の確保が大切
同居型だとどうしても来客時の対応が難しくなる可能性が高いため、二世帯で暮らすなら完全分離型の二世帯住宅か、動線を確保した二世帯住宅が良いですね。
特にお嫁さんのご家族が遊びに来やすい工夫が大切です。
二世帯住宅というとお嫁さんが心細くなる可能性もあるので、気軽にお嫁さんのご家族が遊びに来れる環境があるだけでも違います。
ですから二世帯住宅を検討するなら
- 完全分離型
- 玄関のみ共有型(動線配慮)
のどちらかがおすすめです。
親世帯と子世帯で関係性が良好なので「同居型でも大丈夫」と言われる方もいらっしゃると思いますが、長く暮らしていると親世帯と子世帯の関係性も変わってくるので、個人的には同居型はおすすめしないですね。
それに仲良くしてても、本心の部分は誰にも分からないですし。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。