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【二世帯住宅 間取りを解説】二世帯住宅での生活10年で導き出した答え

二世帯住宅の良し悪しは、間取りで決まると言っても過言ではないです。私も10年二世帯住宅で暮らしていますが、二世帯住宅でうまくやっていけるかどうかは、間取り次第です。

これから二世帯住宅を検討される方には、まずこれを理解していただきたいです。

では、なぜ間取りがそれほど大切なのか。

それは、どれだけ良い人であっても他人同士が暮らすわけです。ストレスがないわけないですよね。そしてこのストレスを緩和もしくは、発生を防ぐのが二世帯住宅です。

だから間取りは、最重要項目です。

これまで10年間、二世帯住宅で暮らした経験から、二世帯住宅は完全分離型一択と考えていますが、この記事では、様々な二世帯住宅の間取りをもとにメリット・デメリットを解説しています。これから二世帯住宅を検討する際のヒントになりますので、ぜひご覧ください。

【2000万円台で二世帯住宅を新築⁉】ローコストで二世帯住宅を建てるロードマップ - 大器晩成を信じて

■この記事を書いた人■

2012年に年収470万円ながらローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。現在、二世帯住宅での生活歴10年。(継続中)

実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。

一男一女の父親。

本題に入る前に二世帯住宅を検討されている方にすごく参考になるYouTubeを見つけました。愛知県の豊橋市にあるHAPINICEという会社の社長さんが話をされています。

何が参考になるって、この社長さんが二世帯同居を経験されている部分です。

二世帯同居って実際に住んでみないと分からない部分が多いですが、工務店の方でこういう経験の持ち主と一緒に家を検討できると良い二世帯住宅を建てることができますね。愛知県東部で新築を検討されている方は、一度、話を聞きに行ってみてはいかがでしょうか。

新築注文住宅、豊橋、豊川、新城ならHAPINICE-ハピナイス-


www.youtube.com

 

縦割り 二世帯住宅の間取り

二世帯住宅の理想形は、縦割りの完全分離型 二世帯住宅です。

コストを十分にかけることのできる方は、縦割りをオススメします。

縦割り 完全分離型 二世帯住宅【最もオススメだがコスト大】

 

(引用元:大和ハウス/建築実例・建築事例|注文住宅|ダイワハウス)

縦割り 完全分離型 二世帯住宅

言い切りますが、二世帯住宅でベストは形は、この縦割りの二世帯住宅です。

・2階から1階への音の心配もなし

・独立した世帯となっているため、プライバシーの心配もなし

・将来的に片方を人に貸すことも可能ですので、不動産資産としても申し分なし

三拍子揃っています。

ただ、もちろんメリットばかりでは、ありません。デメリットもあります。

・家を2軒建てるイメージなので、広い土地が必要(60坪以上)

・建築コストが、高額(5,000万円以上)

予算に余裕がある方は、縦割りの二世帯住宅一択です。

1階部分縦割り 完全分離型 二世帯住宅

(引用元:大和ハウス/建築実例・建築事例|注文住宅|ダイワハウス)

1階部分縦割り 完全分離型 二世帯住宅【一部、生活音問題の可能性あり】

1階部分は、玄関から縦割りとなっており、2階部分はすべて子世帯のスペースとなっています。

この間取りで気になるのが

・親世帯のスペースは、これで十分なのか(1LDK)

・2階の子世帯スペースが、1階の親世帯スペースにかぶっている

親世帯が、一人の場合は、LDKと和室一室、それにトイレとお風呂と洗面所のスペースがあれば、十分です。でも親世帯が二人の場合は、明らかに一室不足しています。

親世帯が一人の場合、「一人で占有するのが、もったいないから部分共有で」みたいな話になりがちですが、その発想は二世帯住宅で失敗するもとです。

次に2階の子世帯のスペースが、1階の親世帯のスペースにかぶっているということですが、これは2階から1階への生活音を懸念します。

少なくとも親世帯の上に子供部屋を造ることは避けなければなりません。

これも建築コストは、4,000~5,000万円

土地の広さは、60坪以上ほしいです。

上下で分離している完全分離型 二世帯住宅と比較すると割高ですが、二世帯住宅の完成度でいえば、上下分離より高いです。

玄関共有 縦割り 部分共有型  二世帯住宅【理想的だがコスト大】

(引用元:セキスイハイム/隣居スタイルプラン|失敗しない二世帯・多世帯住宅の間取り|セキスイハイム)

玄関共有 縦割り 部分分離型  二世帯住宅

玄関を共有していますが、子世帯スペースに勝手口もあるので、ほぼ縦割りの完全分離型 二世帯住宅に近いです。

子供部屋が1階というのが、何よりもいいです。

この二世帯住宅であれば、プライバシーや生活音の問題は、発生しないでしょう。

問題があるとすれば、住宅価格と土地の広さですね。

価格帯は、5,000~6,000万円。土地の広さは、60坪以上必要でしょう。

予算的に問題ないのであれば、この間取りは、検討する価値ありですね。

 上下横割り 二世帯住宅の間取り

縦割りよりもコストを抑えることがでるので、低コストで完全分離型の二世帯住宅を検討される方は、上下横割りの二世帯住宅が良いです。

ローコストハウスメーカーであれば、縦割り二世帯住宅の半額で建てることができます。

上下横割り 完全分離型 二世帯住宅(間取りに若干問題あり)

 (引用元:住友林業/https://sfc.jp/ie/lineup/nisetai/case1/)

上下横割り 完全分離型 二世帯住宅

玄関は、親世帯と子世帯で離れており、普段から顔を合わせることのないように工夫されています。

上下で完全に分かれているので、プライバシーの問題は良さそうですが、その中で一点、大きな問題があります。

それは、1階の親世帯の寝室の上に2階の子供部屋が設置されていることです。

木造住宅は、やはり防音の面で劣ります。親世帯の寝室の上に子供部屋があると生活音の問題が、ほぼ確実に発生します。

子供は大きくなればなるほど、夜型への生活になるケースが多いです。

夜、静かな時間帯に2階で子供が起きていれば、音は必ず発生します。

ちょっと想像してみてください。

夜の静かな時間帯に2階から物音が聞こえたら気になりませんか?

最低限、ここは寝室にすべきですね。

上下横割り  完全分離型 二世帯住宅(理想的で低コスト)

(引用元:セキスイハイム/完全分離プラン|失敗しない二世帯・多世帯住宅の間取り|セキスイハイム)

上下横割り  完全分離型 二世帯住宅

玄関は、親世帯と子世帯で離れており、普段から顔を合わせることのないように工夫されています。

上下で完全に分かれているので、プライバシーの問題は良さそうです。

1階の親世帯の寝室の上に2階の子世帯の寝室が設置されているので、生活音対策もなされています。

2階の子供部屋が、親世帯の寝室に対して、一番遠い場所に設置されている部分も好感を持てます。

上下横割りの完全分離型 二世帯住宅では、これが理想形です。

ハウスメーカーに関わらず、上下分離の二世帯住宅を検討するのであれば、この間取りをベースに考えることがベストですね。

上下横割り  完全分離型 二世帯住宅(低コストでオススメ)

(引用元:クレバリーホーム/二世帯住宅│住まい作りお役立ち情報│【公式】クレバリーホーム (cleverlyhome) 自由設計の住宅メーカー)

上下横割り  完全分離型 二世帯住宅

完全分離型の二世帯住宅で間取りは、すごくうまく考えられていると思います。

1階の親世帯の寝室の場所と2階の子世帯の子供部屋の場所が離れており、総2階の造りなので、建築コストも抑えられています。

子世帯のお風呂が一階の玄関横というのは、若干気になりますが、そこを気にしなければ、問題ない間取りと言えます。

家の広さにもよりますが、ローコストハウスメーカーであれば、2,000万円台で建てることができると思います。

低価格で二世帯住宅を検討されている方は、この間取りを参考にハウスメーカーと話しをされてはいかがでしょうか。

玄関共有 上下横割り  部分共有型 二世帯住宅【生活音の問題が必ず発生する】

(引用元:セキスイハイム/部分共有のプラン|失敗しない二世帯住宅の間取り|セキスイハイム)

玄関共有 上下横割り 部分共有型  二世帯住宅

玄関共有はいいとして、それ以外の間取りが気になります。

1階の親世帯の寝室や和室の上に2階の子世帯の子供部屋があると、やはり生活音の問題は発生します。

この形で家を造ると玄関は共有ですし、1階2階の間取りが、ほとんど同じなので、建築費用を安く抑えるとはできます。

でも実際に二世帯住宅で暮らしている者としては、いくらイニシャルコストが安くでもこの間取りをオススメすることはできません。

同居型 二世帯住宅の間取り【プライバシーの問題からやめておいた方が良い】

(引用元:セキスイハイム/完全共有プラン|失敗しない二世帯・多世帯住宅の間取り|セキスイハイム

同居型 二世帯住宅

これは二世帯住宅というより、普通の家ですね。

部屋を多くしているので、二世帯で暮らすことのできる家という感じです。

色々な家庭事情があるので、何とも言えないですが、私は完全分離型の二世帯住宅が良いと思っていますので、オススメはできません。

仮に親世帯と子世帯の仲がよかったとしても一緒に暮らすとお互いの粗が見えたりするもんです。家というのは、高額でやり直しが効かないので、ここの見極めはしっかりした方が良いです。

二世帯住宅の間取り まとめ【二世帯住宅の間取りは、完全分離型で音問題を解消した間取りがポイント】

二世帯住宅の間取りといっても一概にこれが良いとは言えません。

価格であったりプライバシーの問題であったり、検討しなければならない部分がたくさんあります。

個人的には、縦割りの完全分離型 二世帯住宅がベストと思いますが、そこまで予算を出せるのであれば、家を2軒建てた方が良いです。

やはり、価格面、プライバシー面を考えると横割りの完全分離型 二世帯住宅をオススメします。あとは間取りをどうするか。この記事でも書かせていただきましたが、間取りの工夫は重要です。一番は生活音対策です。

横割り完全分離の二世帯住宅で生活音対策を考えた間取りであれば、低価格で暮らし始めた後もトラブルの少ない二世帯住宅になります。

最後にくどいようですが、二世帯住宅 検討の最重要ポイントは、やはり間取りです。これが私が10年間、二世帯住宅で暮らして実際に感じたことです。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ハウスメーカーから間取り情報を入手したい方は、こちらの記事をご覧ください。

【二世帯住宅のオススメ資料請求! 】間取り・資金計画情報 入手の決定版 - 大器晩成を信じて

<補足情報1>2階のLDKは、室温対策にも気を配るべき

これは我が家の話ですが、2階のLDKの室温は結構暑くなります。

室温が上昇しないような配慮が必要です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【リビングが暑い原因は勾配天井のせい⁉】2階にLDKを造る際の注意点 - 大器晩成を信じて

<補足情報2>二世帯住宅において、収納スペースの確保は重要

これは我が家に限らずですが、二世帯住宅は収納スペースが少なくなりがちです。これは当然のことですよね。限られた広さの中に二世帯分の間取りを造るわけですからどうしても収納が少なくなります。

収納スペースを確保するため、ロフトを造ることをオススメします。

【収納スペースは何よりも大切⁉】二世帯住宅では、収納の検討も重視すべき - 大器晩成を信じて

【タマホームのロフト】ロフトを利用した生活を公開 新築検討の役に立てて下さい! - 大器晩成を信じて