この記事を読んで分かること☝
- 二世帯住宅でペットを飼う際のポイント
- 二世帯住宅で犬を飼った実体験
普通の戸建てであれば、ペットを飼うことは容易にできますが、二世帯住宅の場合、もう一方の世帯の意向もあるので、簡単にペットを飼うということはできないです。
例えば子世帯が犬を飼いたいと言っても、親世帯が嫌だと言えば、なかなか難しいですよね。鳥やリスなどの小動物であれば許容できても犬や猫は嫌だという方もいらっしゃいます。
我が家は11年間、完全分離型の二世帯住宅で暮らしていて、当初から私(子世帯)のところで犬を飼っています。親世帯は動物は好きだけど飼うとなると話は別という感じのタイプです。
完全分離型の二世帯住宅といっても犬の吠える声やにおいが問題になりそうですが、11年間、犬のことでもめた事は一回もありません。
この記事では、二世帯住宅でトラブルなくペットを飼う方法を解説していますので、これから二世帯住宅をご検討の方、すでに二世帯住宅でお住まいの方は、ぜひ、最後まで読んでみてください。
2012年にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。
二世帯住宅での生活(生活歴10年)しながら、最もローコストで理想の二世帯住宅が、どういうものなのか研究。
実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。
一男一女の父親。
二世帯住宅で犬を飼うことになった経緯
我が家(子世帯)は結婚した時から犬を飼っていました。結婚してから5年経過した頃に二世帯住宅を建てたわけですが、犬も一緒に引越ししてきて、そこから二世帯住宅の生活が始まったということですね。
当時、飼っていた犬は柴犬で若い頃はかなりやんちゃでしたが、二世帯住宅で暮らし始めた時は年齢も12才になって落ち着いていましたね。吠えることもないし寝ている時間も長かったです。
我が家の場合は、犬を飼うかどうか検討するのではなく、犬がいること前提で二世帯住宅を考えていました。
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犬を飼うことに対する親世帯の反応
一方、親世帯は犬がいることは理解してくれましたが、ただ、これまでに犬を飼ったことがなかったので、実際に近くで暮らしてみないとどんな感じなのか分からない状況でしたね。
「絶対に嫌」ではないけど、トイレやにおい、鳴き声などは心配していました。
二世帯住宅で犬を飼う際に気を付けること
親世帯と子世帯ともに犬を飼っているのであれば問題ありませんが、片方の世帯が犬を飼うとなった場合、気を付けなければならないことがあります。
- 犬のにおい
- トイレのしつけ
- 吠える声や鳴き声(特に夜中)
- 家の破損
犬を飼っている人であれば、気にならないことでも、犬を飼っていない人にとってはすごく気になることがあります。
できれば犬を好きになってもらえれば良いですが、必ずそうなるとは限らないので対策が必要です。
<犬のにおい>
ずっと犬を飼っていると犬特有のにおいを感じなくなりますが、犬を飼っていない人からすると独特のにおいがします。
私も結婚するまで犬を飼っていませんでしたが、最初はちょっとにおいが気になりましたね。10年以上飼っているので、さすがに今は何も思わないですが。
二世帯住宅で犬を飼う場合は、におい対策は必須です。我が家は上下分離型の二世帯住宅で玄関部分に世帯間をつなぎ内扉があります。玄関は多少お互いの世帯のにおいがあるかもしれませんが、トラブルになるほどのにおいになることはありません。
<トイレのしつけ>
二世帯住宅で暮らすようになって2頭の犬が我が家で暮らしていました。初代は柴犬で12才から17才まで暮らしていました。その後、3才の保護犬(雑種)を迎え入れて現在に至っています。
2頭とも建屋内でトイレをしないタイプの犬でトイレは必ず屋外でしたね。(自分のテリトリー内ではトイレをしなかったです)
犬種によっては、トイレは屋内という場合もありますが、トイレのしつけができていないと思わぬトラブルが発生するかもしれません。例えば新築費のほとんどを親世帯が負担していて、トイレの失敗で怒る人もいるかもしれません。
<吠える声や鳴き声(特に夜中)>
我が家は運よく吠えないタイプの犬でしたが、たまに吠えることがあるとその声は親世帯にも聞こえます。上下分離型の二世帯住宅で人の声やテレビの音は全く聞こえないですが、犬の吠える声は聞こえますね。
正確に言うと、外の犬が吠えているのか、2階(子世帯)の犬が吠えているのか分からないレベルの音ですが。
犬のしつけで対応するのか、二世帯住宅の防音を強化するのか何らかの対策が必要です。
<家の破損>
犬も若いうちはやんちゃなので、色々なものをかじったりしますし、暴れて何かを壊してしまうこともあります。
我が家の場合で言うと、なぜか柱をかじるくせがあって、今もキズが残っています。それ以外にも走り回ってフローリングにキズがついたりもしています。
私としては、これくらいは想定内なので何とも思いませんが、犬を飼っていない人からすると「せっかく新築した家なのに・・」という感情を持たれるかもしれません。
二世帯住宅においてペットの存在は大きい(好影響を与える)
二世帯住宅で犬を飼う際の注意点や体験談を書かせていただきましたが、11年間 二世帯住宅で犬を飼っていて良かったと感じることも多いです。
もともと犬を飼ったことのなかった親世帯も近くに犬がいると愛着が湧いてくるもんです。実際、我が家の親世帯も最初は犬の存在に戸惑っていましたが、しばらくすると可愛がってくれるようになりました。
犬がいることにより親世帯と子世帯の関係が和やかにもなります。
二世帯住宅で犬が飼いたくても親世帯のことを考えて飼えないご家庭もあると感じてますが、二世帯住宅において犬に限らずペットの存在は人間関係に好影響を与えるケースが多いです。
これから二世帯住宅で犬を飼おうと考えられている人は、この記事で解説させていただいた4つのポイント(犬のにおい、トイレのしつけ、吠える声や鳴き声、家の破損)をしっかり対策して、トラブルのないように検討してみてはいかがでしょうか。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。