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【節水型トイレは詰まりやすい⁉】洗剤を正しく使い、トイレ詰まりを防ぐ方法

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この記事を読んで分かること☝

  • トイレ詰まりを防ぐ方法
  • 節水型トイレに必要な掃除方法
  • トイレが詰まった時の対処方法

現在、新築する家のトイレは、すべて節水タイプのトイレです。節水タイプのトイレは、水道使用量を抑えることができる反面、洗浄不足による汚れが溜まりやすい側面があります。

汚れが溜まると当然ながら、トイレは詰まりやすくなります。

私は、現在46歳で昔のトイレも現在のトイレも両方使用した経験がありますが、節水型のトイレは、明らかに詰まりやすいです。

家を新築して10年暮らしていますが、新築当初から「詰まりやすい」と感じていました。単純に流す水の量の問題もありますが、それ以上に汚れが蓄積してそれが障害になり、詰まるという事象が多いですね。

昔のトイレと現在のトイレの水の流す量は

  • 昔のトイレ:大洗浄 約13L
  • 現在のトイレ:大洗浄 約4L

現在のトイレは、昔のトイレと比較して、1/3しか水を流さないです。

流し方を工夫しているため、単純に流すだけであれば、その量で充分かもしれませんが、トイレ内や配管内に滞留する水は、多少なりとも汚れた水が残ります。

トイレの詰まりにおいて、この汚れた水の滞留は大きな原因になります。

  • カビや有機物の繁殖
  • 尿石の固着

これらは、汚れた水の滞留を原因として発生します。

この記事では、トイレ系内で繁殖した汚れを防ぎ、トイレ詰まりを改善する洗浄方法を解説します。

トイレの汚れは2種類

トイレの汚れは2種類です。

  • 有機系の汚れ
  • 無機系の汚れ

<有機系の汚れ>

有機系の汚れというのは、分かりやすく言うと、放置していると増殖する汚れのことです。カビや藻、雑菌などがそうです。

排泄物の残った水は、有機物にとっては、栄養豊富な水で、どんどん繁殖します。トイレ内の水の溜まっているところや配管などで繁殖しやすいです。

蓄積すると、水の流れが悪くなり、トイレ詰まりの原因となります。

<無機系の汚れ>

無機系の汚れというのは、尿石などの固い汚れです。有機系の汚れのように放置しておいて、増加することはないですが、層になって蓄積していきます。

非常に固い汚れのため、擦っただけでは汚れを落とすことはできません。

これも有機系の汚れと同様にトイレ詰まりの原因となります。有機系との違いは、自然に増殖しないため、汚れが蓄積するため、時間がかかります。

無機系汚れの対策(尿石など)

無機系の汚れには、酸性の洗剤を使用し掃除します。

市販されている酸性のトイレ洗剤で代表的なものは、サンポールです。

サンポール

成分:塩酸(9.5%)、界面活性剤(アルキルトリメチルアンモニウム塩)、洗浄剤

成分は、ほぼ塩酸ですね。塩酸の9.5%は、そこそこ強い酸性ですので、時間をかけて浸漬すると金属製品(鉄や銅、ニッケルなど)は溶けてしまいます。

塩酸濃度が10%を超えると劇物になるので、9.5%です。

塩酸ベースということですので、基本的には無機系の汚れを溶かしてきれいにする洗剤です。

トイレの汚れで無機系のものというと尿に含まれる尿酸やリン酸が、水道水中に含まれるカルシウムイオンと反応して、便器に析出するものがあります。(リン酸カルシウムなど)便器や配管に析出すると非常に硬いので、少し擦ったくらいではきれいになりません。

これをきれいにしようとした場合、

  • 研磨剤を使用して物理的に削るか
  • 塩酸などの強酸を使用して化学的に溶かすか

のどちらかになります。

トイレを研磨剤で直接擦るというのは、抵抗があるため、強酸性の洗剤を使用して化学的に掃除します。

注意点としては、アルカリ系洗剤でこの無機系の汚れを落とすことはできません。どちらかというとアルカリ系洗剤は、無機系の汚れを作る作用を持っていますので。

サンポール以外にも酸性タイプのトイレ洗剤はありますが、基本的な成分は似たものとなっているため、コスト面でサンポールがオススメです。

有機系汚れの対策(カビなど)

有機系の汚れには、アルカリ系の洗剤を使用して掃除します。

スクラビンブバブル  超強力トイレクリーナー

成分:水酸化ナトリウム(2%)、次亜塩素酸塩、界面活性剤

ドメスト

成分:水酸化ナトリウム(1.4%)、次亜塩素酸ナトリウム(3.8%)界面活性剤

水酸化ナトリウムというのは、別名、苛性ソーダと言い強アルカリの物質で、有機系の汚れを除去するのに適しています。

トイレの汚れは、人から出た不純物が便器内で繁殖してできる物が多いため、トイレの掃除には最適です。

黒ずみやカビは有機系の汚れですので、アルカリ性洗剤を使用するときれいになります。次に次亜塩素酸ナトリウムですが、これは殺菌剤で漂白剤の主成分ですね。使用すると脱色されて白くなりますし、殺菌されてきれいにもなります。

30~40℃のお湯で洗剤を流すと洗浄効果は高まります。

アルカリ性洗剤は、成分的に有機系の汚れに特化した内容となっているため、便器に析出した無機系の汚れ(尿石など)を取り除くことはできないです。

酸性タイプとアルカリ性タイプの洗剤 どちらが危険

これはどちらも危険ですね。でもアルカリ性洗剤は、特に気を付けたいです。

上記でも説明したようにアルカリ性洗剤は、有機汚れの除去に使用します。人の体は有機物でできています。(骨や歯は無機ですが)つまり、アルカリ性洗剤が、人体に付着すると溶かしてしまうということです。

アルカリ性洗剤に含有する水酸化ナトリウムも次亜塩素酸ナトリウムもそれほど濃度は高くないですが、特に気を付けたいのは目ですね。

もう一点、気を付けたいのが、アルカリ性洗剤のプラスチック(樹脂)部分への付着ですね。薬剤の濃度は低いですが、長期に渡って付着すると次亜塩素酸ナトリウムの酸化力によって酸化劣化して、ボロボロになると思います。

便座など、プラスチック部分へ付着しないように注意してください。

トイレ洗剤のまとめ

中性洗剤について書いていませんが、中性洗剤の主成分は、界面活性剤です。

上記に書いた酸性洗剤やアルカリ系洗剤にも含有していますが、働きとしては汚れを浮かすという感じですね。

あと油分を含む汚れにも効果を発揮しますが、トイレ掃除においてはあまり必要のない機能かもしれませんね。

なので、中性洗剤を除くとトイレの掃除には、大きく分けて2種類の洗剤を使い分ける必要があるということが分かりました。

掃除の方法として感覚的には、

  • 普段は中性洗剤で使用して簡単な汚れは掃除
  • 1ヶ月に1回アルカリ性洗剤による掃除
  • 3ヶ月に1回酸性洗剤による掃除

ただ、夏場は有機物が繁殖しやすいので、アルカリ性洗剤での掃除頻度を上げた方が良いかもしれません。

節水型のトイレは、水量が少なく詰まりやすいので、掃除は定期的に行ってください。

途中でも書かせていただきましたが、お湯で洗い流すのは効果的です。トイレが詰まり傾向になると業者を呼ばなくてはいけなくなるため、ご注意ください。

最後に記事中に有機と無機という文言がたびたび出てきましたが、正確に説明すると難しくなってしまうので、イメージでお話しすると

イメージ 有機⇒繁殖して増加するもの

 無機⇒繁殖して増加しないもの

という感じです。この基準で有機系、無機系を判断してみてください。

酸性洗剤は、塩酸がほとんどなので、どのメーカーのものでも大差はないです。。アルカリ性のものは、スクラビングバブルとドメストとトイレハイターを使用しましたが、個人的には、スクラビングバブル 超強力トイレクリーナーが一番きれいになったような気がします。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。