そろそろ寒い時期になってきたので暖房を準備しなければなりませんが、我が家はタマホームで建てた二世帯住宅で1階2階ともに生活スペースがあるため、しっかり暖房対策をしなければなりません。
最近の家は断熱性・気密性が高いので、屋内の寒さはかなり抑えられてますが、それでも暖房は必要ですね。1階と2階の暖房の方法は違っていて
- 1階:床暖房、ガスファンヒーター
- 2階:エアコン
で対応しています。ちなみに1階の床暖房はタマホームで家を新築した際、サービス品ということで無料で設置してもらいました。
この記事ではタマホームの床暖房と二世帯住宅の暖房対策について書かせていただきますので、これから新築をご検討の方は、ぜひ、最後まで読んでみてください。
2012年に年収470万円ながらローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。現在、二世帯住宅での生活歴10年。(継続中)
実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。
一男一女の父親。
- タマホームの床暖房
- 床暖房とガスファンヒーターの相性は良い
- 二世帯住宅の2階はあまり寒くない
- 床暖房、ガスファンヒーター、石油ストーブ、エアコンの比較
- 二世帯住宅の1階の暖房はガスファンヒーターがおすすめ
タマホームの床暖房
もともと床暖房は考えていませんでしたが、タマホームの営業マンが「サービスで床暖房をつけます」と言ってくれたので、我が家には床暖房があります。
ガス式の床暖房で1階のキッチンとリビング・ダイニングが暖かくなっています。親戚が集まる時なんかは、小さな子供がいるので重宝しています。
営業マンに床暖房の話をされた時、我が家から「他の部屋もほしいな・・」みたいな話をしましたが、他の部屋を床暖房にすると結構お金がかなるので「ダメです」と言われました。
床暖房の操作は簡単
床暖房の操作は簡単で温度を設定してON/OFFスイッチを押すだけです。タイマーも使用することができます。
我が家の1階は親世帯が暮らして、実際に床暖房を操作するのは親世帯なので、操作が簡単というのは重要です。
二世帯住宅の1階は寒い
上下分離型の二世帯住宅の場合、1階に親世帯が暮らすパターンが多いですが、2階と比較すると1階は寒いですね。もちろん隣近所の建物によって日の入り具合が違うので一概に寒いとは言い切れませんが、我が家の場合はかなり寒くなります。
ですから暖房対策は万全にしたいところですが、親世帯が高齢になった時の安全対策も考える必要があります。
床暖房とガスファンヒーターの相性は良い
1階では床暖房と合わせてガスファンヒーターを使用しています。暖房というとエアコン、石油ストーブ(石油ファンヒーター含む)、床暖房、ガスファンヒーターなどがありますが、高齢の親世帯が使用する暖房器具としては、床暖房+ガスファンヒーターの相性が良いと感じています。
短時間でかなり暖かくなり、そして安全です。新築する際の注意点としては、ガスの取口を設置しておくことですね。あとでガスの取口を設置しようとすると結構な金額がかかってしますので、最初から設置しておいた方が良いです。
二世帯住宅の2階はあまり寒くない
二世帯住宅の2階はあまり寒くなりません。逆に夏場はかなり暑いです。(エアコンも効きにくい)2階があまり寒くならない理由は
- 1階が暖かく底冷えしない
- 食洗器や浴室によって部屋の温度が上がる
- 屋根からの温度がある(勾配天井の場合)
ですね。我が家の場合、この家で暮らすようになった時、子供たちが小さかったこともあり安全面を配慮してエアコンの暖房を使用していました。
途中で石油ストーブにしたこともありましたが、うまく室温の調整ができず部屋が暑くなり過ぎることもあったので、それ以降はずっとエアコンを使用しています。
実際に暮らしてみて実感していることは、上下分離型 二世帯住宅の2階は、暖房よりも冷房の検討をしっかりした方が良いですね。
床暖房、ガスファンヒーター、石油ストーブ、エアコンの比較
暖かさ | 安全性 | 設置費用 | 燃料費 | |
---|---|---|---|---|
床暖房(ガスタイプ) | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ |
ガスファンヒーター | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
石油ストーブ | ☆☆☆ | ☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆ |
エアコン | ☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆ | ☆ |
<床暖房>
床暖房にはガスタイプと電気タイプがあり、我が家はガスタイプです。昨今の電気代の値上げもあり、これから床暖房を設置するならガスタイプがおすすめです。(電気タイプならホットカーペットで十分なのではないかと感じています。)
ガスタイプの床暖房は、床の下に配管を設置して、そこに温水を流すことにより床を温めているので、設置するなら新築時の方が費用を抑えられます。
<ガスファンヒーター>
個人的にはガスファンヒーターがおすすめです。理由は
- 操作が簡単(スイッチを入れるだけ)
- すぐに温まる(他の暖房器具と比較して部屋の暖まるスピードが速い)
- 匂いがしない
特に数分で部屋全体が暖かくなるのはポイントが高いですね。
<石油ストーブ>
石油ストーブは焼き芋を焼けたりお湯を沸かせたりするので、便利は便利ですが、やはり問題は安全面ですね。
小さな子供だったり足腰の弱ったお年寄りが暮らすのであれば、安全第一に考えたいですね。また、寒い中、灯油の購入や灯油を石油ストーブに入れる作業も負担にはなります。
<エアコン>
安全面ではエアコンが良いですが問題点は
- 部屋の上部(顔の周り)ばかり暑くなる
- 部屋が暖まるまでに時間がかかる
- 電気代が高い
ですね。上下分離型 二世帯住宅の2階であればエアコンで十分ですが、1階でエアコンは電気代ばかり高額になってなかなか暖まらない状況になります。
二世帯住宅の1階の暖房はガスファンヒーターがおすすめ
上下分離型の二世帯住宅で1階に親世帯が暮らすなら、暖房器具はガスファンヒーターがおすすめですね。理由は安全性が高く、部屋の温度が暖まるまでの時間も短く、光熱費も他の暖房器具と比較して安く抑えることができるからです。
- 安全
- 部屋が適温
- 光熱費が安い
と三拍子揃っています。実際、我が家の親世帯は10年以上ガスファンヒーターを使用していますが満足度は高いです。
私(息子)は2階で暮らしていますが、もし親世帯が石油ストーブを使用していたら、火の元が心配で毎日確認しに行くことになるので、子世帯の負担も軽減できます。
これから二世帯住宅をご検討の方は、すぐにガスファンヒーターを設置するかどうかは別として、とりあえずガスの取口は設置しておいた方が良いです。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。