
この記事を読んで分かること☝
- 二世帯住宅の中古で失敗する可能性が高い理由
- 二世帯住宅の中古を買うべきでない理由
- 予算が厳しい方へオススメの二世帯住宅
二世帯住宅を検討する際、やはり高額なので、一度は中古の二世帯住宅を探したことがありますよね。特に大手ハウスメーカーの展示場へ行って話を聞かれた方は、その金額に愕然としたことでしょう。大手ハウスメーカーの二世帯住宅は、5,000~7,000万円ほどの金額となります。
これだけ予算があれば、家を2軒建てることができますよね。
確かに二世帯住宅の中古物件は、数は少ないですが出回っています。でも中古だからといって、価格が大きく下がっているかというとそうでもないです。
実際に二世帯住宅を建てて10年暮らした私の意見としては、予算が厳しいのであれば、中古の二世帯住宅を探すのではなく、ローコストハウスメーカーで二世帯住宅を検討するのが良いと考えています。

理由は、不完全な中古の二世帯住宅では、その後の生活が難しくなるからです。分かりやすくお伝えすると、嫁姑問題を含む親世帯と子世帯の関係性ですね。
無理やり二世帯にした戸建や間取りを考えられていない二世帯住宅では、後悔する可能性が高くなりますし、中古だからといってコストメリットもそれほどないです。
二世帯住宅の間取りについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ、読んでみてください。
この記事では、中古の二世帯住宅がお勧めできない理由を書かせていただきますので、二世帯住宅の検討にお役立てください。

👨🔧 この記事を書いた人
2012年にローコストハウスメーカーで完全分離型の二世帯住宅を新築。
生活歴12年のリアルな経験をもとに、家づくりのヒントや失敗談を発信しています。
「いかにして手の届く価格で新築住宅を検討するか」「ローコストで理想的な二世帯住宅とは」をテーマに日々研究。
価格・間取り・断熱・防音まで、実体験を交えながら徹底解説。
👨👩👧👦 一男一女の父(47歳)
🏠 二世帯住宅×ローコスト住宅の専門ブロガー
- 中古の二世帯住宅をオススメできない2つの理由
- 中古 二世帯住宅の実例(ミニキッチン、シャワールーム付き)
- 中古 二世帯住宅の実例(築20年 完全分離型 二世帯住宅)
- 二世帯に対応したリフォーム住宅も要注意
- 中古二世帯住宅 まとめ
中古の二世帯住宅をオススメできない2つの理由

予算が厳しいと中古住宅へ目を向けるのは自然なことだと思います。私も自動車なんかは中古車を乗っているので、中古物件自体を否定するつもりはありません。
でも二世帯住宅に関しては、中古物件は絶対にやめておくべきと考えています。
理由は
- 部分分離やほぼ同居に近い住宅を二世帯住宅として販売している
- 完全分離の二世帯住宅は、中古とは思えないくらい高額
例えば、2階にミニキッチンとシャワールームがある物件の販売は時々、見かけます。一見、二世帯住宅っぽくて、且つ価格も安ければ、購入したくなる気持ちは分かります。でもこれを購入してはダメです。
なぜなら、この家では、二世帯での生活がうまくいかなくなる可能性が高いからです。
このミニキッチンとシャワールームの出番は、日々の生活において、どのタイミングですか?という感じです。
さすがに毎日は無理ですよね。これが親世帯と子世帯の関係をギクシャクさせる原因になりかねないです。
「なぜ1階のお風呂に入らないの?」
「なぜ1階のキッチンを使用しないの?」
などなど、ここから嫁姑問題はこじれていきます。
次に完全分離型 二世帯住宅の中古ですが、こちらは家自体は良いと思いますが、コストメリットがそれほどないです。
【完全分離 vs 部分共有】ミニキッチンやシャワールームは本当に必要?後悔しない二世帯住宅の選び方 - 大器晩成を信じて

スーモで二世帯住宅を調べていただくと分かりますが、中古として販売されている家のほとんどは、二世帯住宅ではありません。
例えば、5LDKや5SLDK、6LDKという物件が二世帯住宅として販売されています。中には、完全分離型の二世帯住宅も販売されていますが、普通の戸建てと比較すると割高感はあります。
【SUUMO】二世帯住宅 中古 愛知の新築一戸建て、中古一戸建て、土地、中古マンション
要するに需要と供給のバランスの問題もありますし、二世帯住宅を手放すくらいなので、持ち主も何らかの事情で販売しようとしており、安い価格では売らないです。
それならばローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築することをオススメします。
中古 二世帯住宅の実例(ミニキッチン、シャワールーム付き)

築10年で5LDKで間取りは
- 1階:LDK 和室
- 2階:洋室が4室で、そのうち1部屋は10畳くらいの広さ
そして2階には、ミニキッチンとシャワー室が設置されており、二世帯住宅風を装っていました。
玄関は1つです。
二世帯で住むなら、1階が親世帯、2階が子世帯ですね。
価格は、3,800万円(土地40坪)
場所的に土地の代金は、約1,600万円(土地:坪40万円)ほどですので、家の価格は2,200万円ということになります。
この不完全な二世帯住宅風の家をこの金額で購入することは、デメリットしかないように感じます。
かなりの確率で二世帯生活はうまくいきません。この金額であれば、ローコストハウスメーカーでの新築一択ですね。
ちなみに私がタマホームで建てた完全分離型の二世帯住宅は、2,205万円です。
中古 二世帯住宅の実例(築20年 完全分離型 二世帯住宅)

築20年上下の 完全分離型 二世帯住宅でハウスメーカーは積水ハウスです。
間取は1階が2LDK 2階が3LDKです。
価格は、4,000万円でした。(土地60坪)
建物の価格としては、1,600万円ほどですね。(土地:坪40万円)
さすが積水ハウスだけあって、築20年でもしっかりした家の造りです。
選択としては難しいです。
築20年の積水ハウス VS ローコストハウスメーカー
難しいですが、でも私は、ローコストハウスメーカーで新築を選択しました。
理由は2つで
- 20年間で建築の技術や機器の性能が上がっている
- メンテナンス費用がかなりかかりそう
前の持ち主がどの程度、メンテナンスをしていたのか分かりませんが、築20年であれば、メンテナンスに200万円以上かかっても不思議ではありません。この場合もローコストハウスメーカー一択です。
二世帯に対応したリフォーム住宅も要注意
中古住宅の中には、二世帯向けにリフォームした住宅が販売されているケースもあります。この場合も注意が必要で、二世帯向けとは言ってもミニキッチンやシャワールームを設置しているだけの場合や、ただ間取りが広いだけの場合もあります。
中古住宅でも高額な買い物であることに変わりはありません。
二世帯住宅のリフォームについては、こちらの記事に詳しくまとめましたので、読んでみてください。
【戸建てをリフォームして二世帯住宅にする】同居型の二世帯住宅にならないような工夫が重要! - 大器晩成を信じて
中古二世帯住宅 まとめ

何度も言わせていただきますが、中古の二世帯住宅を検討するのであれば、ローコストハウスメーカーで完全分離の二世帯住宅を建てることをオススメします。
なぜ、中古の二世帯住宅がダメなのか、それは二世帯住宅はコスト以外の部分も非常に重要だからです。
<二世帯住宅の検討における重要事項>
- プライバシーに配慮した間取り
- 2階床の防音対策(二重床など)
- 収納スペース(二世帯住宅は収納が少なくなりがち)
- etc
中古二世帯住宅はすでに建っているので、これらを検討することができません。
これは実際に二世帯住宅で暮らしてみないと分からない部分ですが、このブログを読んでくださっている方には、二世帯住宅で失敗してほしくないと考えていますので、中古で二世帯住宅を探されている方は、ぜひ、ローコストハウスメーカーでも話を聞いてみてください。
それでも中古二世帯住宅の方に、魅力を感じるのであれば止めません。
だからまずは、ローコスト系で検討して、それでも予算が厳しいのであれば、中古を検討する、という順番でいいのではないでしょうか。
ローコスト系でおすすめのハウスメーカーはアイダ設計とタマホームです。両社の二世帯住宅を比較していますので、是非、読んでみてください。
「ローコストで二世帯住宅を建てたいけれど、どこに相談すればいいのかわからない…」
最近はテレビCMでも見かける「スーモカウンター」などの住宅相談サービス。
二世帯住宅の相談も増えており、共働き世帯・親との同居を検討している方の利用が広がっています。
ただ、「ローコストハウスメーカーの二世帯住宅」まで対応してもらえるのか 不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
実際は相談窓口によって得意なハウスメーカーのタイプが異なり、 ローコスト二世帯住宅の場合は、どこに相談するかが重要なポイントです。
スーモカウンター(リクルート)
⇨ 幅広く紹介可能。ローコスト専門ではない点に注意。
住まいの窓口(LIFULL)
⇨ ローコスト二世帯住宅に強い。要望整理も丁寧。
家づくりのとびら(NTTデータ)
⇨ 費用・間取りをデータで比較。
ローコストで二世帯住宅を検討したい方には「住まいの窓口」がおすすめです。
完全分離型・部分共有型など希望条件に合うメーカーを紹介してもらえます。
💡 二世帯住宅に強いローコストメーカーを無料で提案
運営は上場企業のLIFULL。
二世帯住宅・ローコスト住宅の紹介実績も豊富です。
「住まいの窓口」や「スーモカウンター」などの新築の相談窓口については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【2026年度 最新】「スーモカウンター」と「住まいの窓口」どちらがおすすめか【大手相談窓口3社のサービス内容を徹底比較】 - 大器晩成を信じて



