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二世帯住宅 × タマホーム

【二世帯住宅の町内会費は一世帯分で良い】そもそも町内会に入会する必要があるのか疑問

先日、町内会の役員の人が来られて、来年度、町内会で何かの役をやってほしいとの依頼を受けました。正直な気持ちは「きたかぁ~」という感じですね。

この土地で暮らすようになって11年が経過しましたが、これまで子供会の役員であったり、組長(班長)もやったりしましたが、まぁ面倒ですよね。最近はそういった煩わしいことが嫌で町内会を脱会する人も多いです。

とは言っても、この土地に引越してきて子供たちが小さい頃から、町内のお世話になっているので、来年度の役員を引き受けることにしました。(何の役かは分かりませんが・・)

それに我が家は完全分離型の二世帯住宅で1階には高齢の親世帯も暮らしているので、町内会に入っておいた方が安心感はあります。特別、何かがあるわけでもないですが・・

この記事では、二世帯住宅と町内会の関わりについて書かせていただくので、これから二世帯住宅をご検討の方は、ぜひ、最後まで読んでみてください。

■この記事を書いた人■

2012年に年収470万円ながらローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。現在、二世帯住宅での生活歴10年。(継続中)

実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。

一男一女の父親。

完全分離型  二世帯住宅の町内会費は一世帯分

同居型や玄関共有型のような玄関が一つの二世帯住宅の場合、町内会費が一世帯分というのは分かりますが、完全分離型 二世帯住宅のように玄関が二つある場合はどうなのでしょうか。

色々なパターンが考えられますが、我が家のある町内は、一世帯分の町内会費です。町内会費は約4,000円ですから、もし二世帯分の町内会費を払わなければならないとなったら、脱会も考えるかもしれません。

要するに町内会費に対して、町内会に入っているメリットが少ないということです。

町内会で行っていることは?

町内会で行っていることは

  • 赤い羽根などの募金
  • 子供会の行事(運動会やクリスマス会など)
  • 夏祭り(盆踊り)
  • 町内の祭り
  • 防災訓練
  • 老人会の旅行
  • 老人会の催し物

などですね。小さな子供がいるご家庭の場合は、子供会の行事が大きな存在ですね。(私の暮らす町では、町内会に入らないと子供会にも入れない)

町内会の仕事は面倒

町内会の運営には町内会長をはじめ、副会長、会計、お祭りの責任者、老人会の会長、子供会の会長などなど、多くの人が関わっています。大きな町内であれば、組や班のように小さな組織が集まっていて、それぞれに組長(班長)がいます。

私もこれまでに町内会の役員をやったことがありますが、とにかく面倒なことが多いです。特に現役で働いている人には、ちょっと負担が大きいかもしれません。

私の暮らす町の町内でも役員が嫌だからという理由で町内会を脱会する人もします。

町内会も少子高齢化時代

感覚的な話になりますが、町内会の行事に参加されている人を見ると8割くらいの人が65歳以上ですね。理由としては

  • 少子高齢化の影響で高齢者が多くなった
  • 町内会に入るメリットを感じることができず脱会する若い世代が増えた
  • 地域的に若い世代が少ない

ですね。最近は若い世代が少なく、その子供も少ないので、子供会の行事を開催できないこともあります。(子供が少ないため、運営資金が集まらない)

このように子供会が活発に機能しない状況になると若い世代の町内会離れはますます進みますよね。

町内会へ入るデメリット

町内会に入るデメリットは

  • 町内会費がかかる(年間約4,000円ほど)
  • 役員の仕事が回ってくる可能性がある

です。きちんと町内会としての機能が充実していて町内会による恩恵があれば、役員を受けることもやむなしとなりますが、ただ、面倒なことが回ってきているだけだとそれはデメリットにしかならないですよね。

町内会の役員が行うことは

  • 町内会費の集金
  • 月1回の会議(伝達事項)
  • 回覧板の管理
  • お祭りや行事の準備
  • 町の清掃

などです。

町内会に入る必要はない

町内会を運営している人に怒られちゃうかもしれないですが、個人的には無理に町内会に入る必要はないと感じています。

少子高齢化でこれからの時代助け合いが必要なことは分かっていますが、それは町内会とは別問題ですよね。町内会に入ってなくてもご近所さんとの助け合いはできます。

実際、我が家の近所には町内会に入っているご家庭も入っていないご家庭もありますが、町内会に入っているかどうかなんて関係ないです。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。