この記事を読んで分かること☝
- 二世帯住宅でエアコンを使用した体験談
- 二世帯住宅のエアコンを選ぶ際のポイント
我が家は完全分離型の二世帯住宅で1階に親世帯、2階で子世帯が暮らしています。11年間、二世帯住宅の2階で暮らして実感していることが「とにかく暑い」ということです。木造住宅の2階が暑いのは、ある程度仕方ないですが、分離型二世帯住宅の場合、2階にキッチンや浴室があるため、さらに暑いです。
そのため二世帯住宅のエアコン選びは、慎重に進める必要があります。
特にここ数年は、夏の暑さが普通ではないので、しっかりエアコンを選定しなければ、日々の生活に支障をきたす可能性もあります。
この記事では、実際に我が家で使用しているエアコンの状況を解説させていただきますので、これから二世帯住宅のエアコンを検討される方は、ぜひ、最後まで読んでみてください。
2012年に年収470万円ながらローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。現在、二世帯住宅での生活歴10年。(継続中)
実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。
一男一女の父親。
二世帯住宅の2階で使用しているエアコン
仕様 | 内容 |
---|---|
電源 | 200V |
冷房能力 | 5.6kW |
目安畳数 | 15~23畳 |
暖房能力 | 8.3kW |
目安畳数 | 15~18畳 |
二世帯住宅(我が家)の2階で使用しているエアコンは、パナソニック製のCS-562CXR2-Wです。
二世帯住宅を建てた当初から2階は暑くなるので、100Vのエアコンではなく200Vの方が良いと考え、200V仕様のエアコンを設置しました。
エアコンを設置している場所は、LDKと和室でその両方のスペースを足すと18畳弱です。CS-562CXR2-Wの目安畳数が15~23畳なので能力的にはちょうど良いですね。
CS-562CXR2-Wを選定した理由
- 2階は暑くなるので200V仕様
- サイズ感があっている(18畳に対して、エアコンの能力が15~23畳)
- 自動お掃除機能付き
実際に11年使用した所感
冬場の暖房は問題ないですが、夏場の冷房能力は不足していると感じました。スペック的には、快適に過ごせそうですが、実際には夏場は設定温度を低くしないと部屋が暑くなってしまいます。
二世帯住宅の1階では、同シリーズの100V仕様のエアコンを使用していますが、27℃設定でも十分に部屋が涼しくなります。
二世帯住宅の2階は、「屋根から近い」「キッチンがある」「食洗器から熱風が出る」「浴室の熱がある」など、部屋が暑くなる要因が多いので、18畳の部屋に18畳の能力のエアコンでは足りないということです。
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消費電力の小さなエアコンを選ぶ必要がある
二世帯住宅の2階は想像以上に暑くなるのでエアコンの稼働も多くなります。昨今の電気代の値上がりにより、エアコンの稼働頻度の高い二世帯住宅では、なかなか厳しい状況になっています。
二世帯住宅の2階のエアコンを選ぶ際、重要視したいのが「消費電力」です。消費電力はそのまま電気代に直結します。
パナソニック製 CS-562CXR2-W
消費電力:120~2,220W(冷房)
三菱製 霧ヶ峰 MFZ-HK565S
消費電力;290~1,930W(冷房)
ダイキン製 AN563AEBKP-W
消費電力;120~2,050W(冷房)
上記3機種は、すべて18畳用で200V5.6kWのエアコンです。同じサイズでも消費電力に差があります。
二世帯住宅は電気代が高くなる傾向になるため、電気代対策がポイントです。
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エアコンクリーニングはこまめに行う
エアコンが汚れてくると明らかに冷房の効きが悪くなります。
エアコンがきれいな状態の時は、設定温度26℃、風量自動の設定で涼しく暮らせていましたが、汚れが付着すると一気に効きが悪くなり、設定24~25℃、風量最大という設定にすることもありました。
我が家の場合は、3年に1度エアコンクリーニングしていますが、二世帯住宅の2階の場合、エアコンの能力が低下すると一気に暑くなるため、電気代のことを考えても早めのエアコンクリーニングが必要ですね。
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二世帯住宅 2階のエアコンは「能力」と「消費電力」で選ぶ
エアコンの快適さは実際にその家で暮らしてエアコンを使用してみないと分からないです。この記事では、二世帯住宅の2階におけるエアコンの使用感を解説させていただきましたが、ポイントは
- 実際の畳数より1ランク上の能力のエアコンを選ぶ
- 消費電力の小さなエアコンを選ぶ
です。
エアコンの効きが悪ければ夏場ストレスになりますし、電気代が高額になれば生活を圧迫します。
これから二世帯住宅を建ててエアコンを選ばれる方は、ぜひ、この2点に注意して検討してみてください。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。