この記事を読んで分かること☝
- ポータブルエアコンの使用感
- ポータブルエアコンのメリット・デメリット
- ポータブルエアコンと壁掛けエアコンの比較
我が家の子供達も大きくなって、それぞれ自分の部屋で暮らすことが多くなってきました。家を建てる時、子供部屋は2つ用意していましたが、1つは部屋として造り、もう1つは新築時の費用を抑えるため納戸として造りました。
家を建てた当初は、この納戸を物置として使用していたので特に問題はなかったですが、子供が成長して実際に子供部屋として使用した際、下記の問題が発生しました。
- 24時間換気システムの換気口がない
- テレビジャックがない
- エアコン用コンセントがない
詳しくはこの記事を読んでいただきたいのですが、【タマホームの納戸】部屋としての利用は、おすすめできない3つの理由、ここ最近の暑さで、さすがにエアコンを考えなければならない状況になりました。
(これから新築を検討される方は、すべての部屋にエアコン用コンセントを設置することをおすすめします)
これまで夏場の暑い時期は、子供達もエアコンのあるリビングで寝ていましたが、年齢も年齢なので自分の部屋で寝たいと言ってきました。
ただエアコン用のコンセントもないし壁にホース用の穴もないので、「どうしようかなぁ」と考えてしましたが、選択肢としては
- 工事して壁掛けエアコンを取り付ける
- 工事なしでポータブルクーラーを取り付ける
のどちらかですね。
この記事では子供部屋のエアコンについて書かせていただきますので、ぜひ、最後まで読んでみてください。
2012年にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。
二世帯住宅での生活(生活歴10年)しながら、最もローコストで理想の二世帯住宅が、どういうものなのか研究。
実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。
一男一女の父親。
壁掛けエアコンとポータブルクーラーの比較
エアコンを取り付けようと考えている部屋の広さは4.5畳なので、かなり狭い部屋です。これまでは扇風機で耐え忍んできましたが、子供からの強い要望があり、エアコンを検討することになりました。
下の表は我が家でエアコンを購入する際に検討した内容です。費用面を考え、壁掛けエアコンもポータブルクーラーもアイリスオーヤマ製で考えました
壁掛け IRA-2204RZ | ポータブル IPA-2304G | |
---|---|---|
価 格 | 69,800円 | 37,800円 |
工 事 | 必要 | 不要 |
冷 房 | あり | あり |
暖 房 | あり | なし |
除 湿 | あり | あり |
冷風能力 | 2.2kW | 2.3kW |
消費電力 | 530W | 770W |
冷媒封入量 | 530g | 170g |
気になるのは価格の違いもありますが、冷媒封入量の違いですね。壁掛けエアコンの冷媒が530gに対して、ポータブルクーラーの冷媒は170gです。
「これもしかしてあまり冷えないかも・・」と思いました。ですが我が家はトータル的に考えてポータブルクーラーを購入しました。
ポータブルクーラーを設置した理由
我が家がポータブルクーラーを購入した理由は
- 購入したその日から使用できる
- 価格が安い
- 工事費がかからない
- 使用予定の部屋が狭い
子供部屋で使用するので、そもそも立派なエアコンは考えていませんでした。(昼間は学校へ行っているので、使用するのは平日の夜と土日のみなので)
費用的なことも大きな理由ですが、長女的には「すぐに部屋を涼しくしたい」と強く言っていたので、購入した日から使用できるポータブルクーラーにしました。
安い買い物ではないですが、使い物にならなければ最悪買いなおしても良いかなと思える価格帯なのもミソですね。
ポータブルクーラーの使用感
実際に使用してみた感じは
- 操作性⇒ボタン式で分かりやすい
- 騒音性⇒思ったよりも音が大きい
- 冷房性能⇒問題ないレベルで冷える(ただ壁掛けの方が冷房性能は良い)
基本的な性能は問題ないですね。ただ、個人的には「壁掛けエアコンの方が良い」という感じです。冷媒の量の差なのかもしれないですね。
一点問題点としては、ポータブルクーラーから排出される水の扱いが難しいです。
壁掛けエアコンであれば、排出される水はホースを通して屋外に捨てることができます。ポータブルクーラーの場合は、本体の下から水が排出されるため、「これどうするの?」と考えてしまいました。
うまく水を受けることができず、何回か水漏れしてしまいました。
壁掛けエアコンとポータブルクーラーどちらが良い?
「急いで設置したい」「とにかく価格を抑えたい」「使用する部屋が狭い」という人はポータブルクーラーでも良いですが、基本的には壁掛けエアコンが良いように感じます。
そのため、例えばこれから家を新築されるなら、すぐにエアコンを設置しなくても
- エアコン用のコンセントの設置
- 可能であれば、排気用の穴あけ
を準備しておいた方が良いですね。
新築時であれば、費用的にも抑えることができますし、ハウスメーカーに施工してもらった方が安心感もあります。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございまいした。