昨年、タマホーム社長のスキャンダルにより株価が下がっているという記事を書きましたが、今回はその記事に追記です。スキャンダル後、最高3,200円まであがっていた株価は、2,500円台まで下がりました。昨日(2022年5月2日)現在の株価は、2,500円台ということで、スキャンダル以降、一時は2,800円台まで回復しましたが、アベレージは2,500円ということです。
今後、タマホームの株価がどうなっていくのか、決算書を見る限りは業績も悪くないため、2,500円前後を維持するのではないかと思っています。
ただ、リスク要因としては、昨今の木材・住宅機器の原価高騰によりどういう影響があるかということですね。個人的には、住宅業界にとって厳しい状況は、タマホームにとて追い風となると感じています。
タマホームの決算状況や原価高騰の影響について、記事を書きましたので、もしよければ読んでください。
【最終更新日:2022年5月3日】
以前書かせていただいたタマホーム社長のスキャンダルについての記事
新型コロナワクチン接種に関する噂によりタマホームの株価も変動しているようですが、今回は株価に着目したいと思います。
まず、2021年7月30日 現在の株価は、2,548円です。
2021年7月12日に3,245円の高値をつけて、それ以降、新型コロナワクチン問題により株価は下がり続けて、上記金額となっています。
かなりの下げ幅であり、高値の時に株を取得した人は20%以上 損をしてることになります。
幸いにも私は、タマホームの株を持っていませんが、もし株を持っていれば、タマホームの社長に文句を言いたくなるでしょうね。
ただ、問題の本質はまだわかっておらず、今後も株価は下がるものと想定されます。
その問題の本質とは、なぜこういう噂がたったのかというところです。その原因が分からない限り、しばらく株価は不安定になるのではないでしょうか。
噂の可能性としては
➀タマホームの社長が指示した「新型コロナワクチンを接種したものは無期限自宅待
機」などの情報は事実であった
②外部からタマホームを陥れるための何らかの働きかけがあった
③タマホームで新型コロナワクチンの接種に対して、何らかの方針が出ていたがそれが
間違った形で社員に伝わった
仮に➀であった場合、株価の下落がとまらないようであれば、事実と問題点をきっちり説明して社長交代ということだってあり得ると思います。
②の場合であれば、タマホームとしては、それば事実無根であるということを証明しなくてはなりません。現在、タマホームのホームページ上で「そんな事実はない」というような文章を掲載していますが、果たしてそれだけでこの噂を食い止めることができるのかどうか。
タマホームの社長がどういう方なのか分かりませんが、どちらも可能性はあるのではないかと思っています。現在、ネット上でタマホーム社長が新型コロナに言及している動画が拡散していますが、内容的には新型コロナウイルスの恐さを説明しているものと新型コロナウイルスを心配している社員を勇気づけるものを見たことがあります。
ちょっと疑問に思ったのが、こう言っている人が、新型コロナワクチンの接種を反対するんでしょうかねぇ。社長としての資質などは抜きに考えて、ワクチン問題だけで考えれば、「ワクチンを接種したら無期限自宅待機」というのは、ちょっと真実が捻じ曲げられて伝わっているような気がします。
若干違いますが、私が働いている会社で新型コロナに感染した人がいたんですが、治った後も会社は、なかなか出社OKとはしませんでした。個人的には、治っているのであれば、出社してもらえばいいんじゃないって思っていましたが、会社としてははやり新型コロナという未知のものに対して慎重だったのだと思います。
タマホームの話ももとは、そういう話だったのではないかと思います。
ということで、③の可能性が高いのではないかと私は思っていますがいかがでしょうか。この場合もタマホームは事実説明をする必要があって、時系列に細かく説明できれば、この難局を切り抜けることができるかもしれません。
いずれにしてもタマホームの株価から目が離せません。