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【人間関係を悪化させず二世帯住宅を拒否する方法】二世帯住宅を断りたいお嫁さん必見‼

このブログでは「二世帯住宅の建て方」や「二世帯住宅でうまくやっていくための方法」を解説していますが、中には「二世帯住宅の計画があるけど、どうしても二世帯住宅は嫌だ」というお嫁さんもいらっしゃいますよね。

例えばプライバシーが心配、気を遣うのが疲れるなど、具体的に二世帯住宅が嫌という理由があれば対策もできますが、漠然と絶対に嫌だという意思を持っているとどうすることもできません。

そんな気持ちで二世帯住宅を建ててもうまくいく可能性はほとんどないので、二世帯住宅の計画は避けるべきですね。

でも親世帯が二世帯住宅の計画に盛り上がっているので、自分の気持ちをなかなか伝えることができない。

この記事では、「どうしても二世帯住宅は嫌」というお嫁さんが、二世帯住宅を避けるためにどう対応したらよいのか、解説させていただきますので、ぜひ、最後まで読んでみてください。

■この記事を書いた人■

2012年に年収470万円ながらローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。現在、二世帯住宅での生活歴10年。(継続中)

実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。

一男一女の父親。

二世帯住宅を断るための理由

お嫁さんが二世帯住宅を断るためには、それっぽい理由を用意しておく必要があります。要するに二世帯住宅を避けた方が良い理由を並べて親世帯や夫に「二世帯住宅は辞めておいた方が良さそうかな」と思わせる必要があるということです。

どんな理由を言えば二世帯住宅の計画が止まるのか

  • 二世帯住宅は将来、中古住宅として販売しにくい
  • 家が大きいので固定資産税やメンテナンス費が高額になる
  • プライバシーはしっかり確保しておきたい
  • お金のことはきちんと分けておきたい
  • 嫁姑問題が心配

などを理由に二世帯住宅を拒否する場合が多いですが、理由としては弱いですね。どれも二世帯住宅の建て方や生活のルールを決めることにより対策できてしまいます。

  • 中古住宅として販売しにくい⇒玄関共有などで対策
  • 固定資産税やメンテナンス費⇒狭小二世帯住宅で対応
  • プライバシー対策⇒完全分離型+防音で対応
  • お金の問題⇒完全分離型+ルールで対応
  • 嫁姑問題⇒完全分離型+ルールで対応

こんな感じで対策できてしまうので、二世帯住宅の計画を止めるという話にはならないですね。

もっと強めの理由を言う必要があります。

もっと核心をついた理由を言って二世帯住宅を断る

家の造り方やルールで対応できる理由だと、二世帯住宅を断れないことも考えられます。親世帯と子世帯の関係性、夫とお嫁さんの関係性にもよりますが、二世帯住宅の計画が進んでいると、当たり障りのない「二世帯住宅が嫌だ」という理由を言っていても計画を止めることはできません。

そんな時は、もっと踏み込んだ話をしてみてはいかがでしょうか。

  • 親世帯と近くで暮らしていると気を遣って疲れる
  • 友達を呼びたい時に呼べない
  • 子育てに口を挟まれたくない
  • とにかく近くで暮らすのは嫌だ

かなり直接的な言い方なので、二世帯住宅の計画を止めることができるかもしれませんが、家族関係が悪化してしまう可能性もあります。

例えば、理解のある夫であれば、相談にのってくれるかもしれないですが、明らかに関係が悪化しそうな場合は、この言い方は控えた方が良いですね。

もっとも効果があるであろう「二世帯住宅を断る理由」はコレ

「二世帯住宅特有のデメリットで二世帯住宅を断ろうとすれば、完全分離型などの建て方で対応できてしまう」「メンタル面を二世帯住宅を断ろうとすれば、親世帯との関係が悪化してしまう可能性がある」

多くの方がこういった理由を持ち出して二世帯住宅を断ろうとしていますが、実際には思った通りの結果になっていないケースが多いです。

我が家も二世帯住宅を建てて11年間暮らしていますが、もし二世帯住宅を検討している時、妻から「私の両親はどうなるの?」と言われたら二世帯住宅を建てていたか分かりません。

基本的に結婚したらお互いの両親は平等に扱わなければならないと考えています。我が家の場合は、妻の両親が若いこともあり、両親の老後のことを考えるタイミングが違うため、二世帯住宅を建てましたが、仮に私と妻の両親が同年代で妻から「私の両親のことはどうするの?」と言われたら二世帯住宅を建てることはできないですよね。

二世帯住宅を断る方法としてもっとも強い理由は「自分の両親のことはどうなるの?」ということです。

とりあえず賃貸併用型で対応するのもあり

色んな理由を言っても二世帯住宅の計画を推し進められてしまうこともあります。こうなってしまうとどうすることもできません。

そういう場合は、賃貸併用型の二世帯住宅を提案してみてはいかがでしょうか。

賃貸併用型の二世帯住宅であれば

  • すぐに親世帯と一緒に暮らす必要がない(部屋を貸し出す)
  • プライバシー対策がしっかりしている
  • 将来的に資産になる

といったメリットがあります。「親世帯も若いので今は別々に暮らすけど、将来的な準備をしておこう」という感じですね。

詳しくはこちらの記事を読んでみてください。

【2024年度版 これからは賃貸併用型の注文住宅が流行る⁉】将来は二世帯住宅として活用することも可能 - 大器晩成を信じて

二世帯住宅は親世帯、子世帯ともに納得していなとなかなかうまくやっていくことができません。

「二世帯住宅はどうしても嫌だ」という人は、この記事を読んでいただいて対策してみてください。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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