
この記事を読んで分かること☝
- タマ・プレミアムコートEXのリアルな使用感
- 12年経過したコーティングの評価
- プレミアムコートEXが向いている人・向かない人
- お得にフロアコーティングをする方法
我が家は、2012年にタマホームの「大安心の家」を建て、昨年ちょうど12年が経過しました。
新築時、フローリングの保護とペットの滑り対策を目的として、タマリビング扱いの「タマ・プレミアムコートEX」を施工しました。
この記事では、タマ・プレミアムコートEXの使用感と、10年以上使ったあとコーティングがどうなっているのかを、実体験ベースで詳しく解説していきます。
結論:タマ・プレミアムコートEXは、見た目の高級感と拭き掃除のしやすさには満足しやすい一方で、ペットの滑り止め目的では過信できず、掃除機やキッチンマットの使い方には注意が必要なフロアコーティングです。
- フローリングの質感に高級感が出る
- 人の滑り止めとしては十分
- ペットの滑り止めとしては物足りない
- 掃除機の使用はおすすめしにくい(細かいキズがつく)
- キッチンマットの使用は要注意(コーティングが剥がれることがある)
これからフローリングのコーティングを検討される方のお役に立てる内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

👨🔧 この記事を書いた人
2012年にローコストハウスメーカーで完全分離型の二世帯住宅を新築。
生活歴12年のリアルな経験をもとに、家づくりのヒントや失敗談を発信しています。
「いかにして手の届く価格で新築住宅を検討するか」「ローコストで理想的な二世帯住宅とは」をテーマに日々研究。
価格・間取り・断熱・防音まで、実体験を交えながら徹底解説。
👨👩👧👦 一男一女の父(47歳)
🏠 二世帯住宅×ローコスト住宅の専門ブロガー
- タマ・プレミアムコートEXの価格と特徴は?
- タマ・プレミアムコートEXは12年後どうなった?
- タマ・プレミアムコートEXは結局おすすめ?
- 結局どちらがいい?手間と費用で選ぶのが現実的
- フロアコーティングの種類別 特徴・価格比較表
- タマ・プレミアムコートEXのよくある質問
タマ・プレミアムコートEXが向いている人
- 床に上品な光沢感を出したい人
- 拭き掃除をラクにしたい人
- フローリングを長く保護したい人
あまり向かない人
- 犬の滑り止めを最優先したい人
- 掃除機を気兼ねなく使いたい人
- キッチンマットを長期間使いたい人
タマ・プレミアムコートEXの価格と特徴は?

私が家を建てた当時の商品名は「プレミアムコートEX」でしたが、現在は「プレミアムコートEXプラス」という名称になっています。
ここでは、私が施工した「プレミアムコートEX」の価格や特徴、そして現在の商品との違いを整理していきます。
プレミアムコートEXの価格はいくらだった?
2012年当時のプレミアムコートEXの価格は、4,800円/㎡でした。
我が家は47.28㎡施工してもらったため、
47.28㎡ × 4,800円/㎡ = 238,291円
フロアコーティング費用:238,291円
施工場所は次の通りです。
- 1階・2階のLDK(二世帯住宅のため)
- 親世帯と子世帯の玄関ホール
- 階段・廊下
寝室や子ども部屋には施工しませんでした。予算の都合もあり、生活動線を優先して施工範囲を決めました。
プレミアムコートEXとプレミアムコートEXプラスの違いは?
公式仕様として見たポイント
どちらも超硬化ガラスコーティング系で、高硬度の塗膜により床表面を保護するタイプです。基本性能は近いですが、現行の「EXプラス」は抗菌・殺菌系の付加価値が強化されている印象です。
| 項目 | プレミアムコートEX | プレミアムコートEXプラス |
|---|---|---|
| 材質 | 超硬化ガラスコーティング | 超硬化ガラスコーティング |
| 硬度(皮膜の固さ) | 硬度9H以上 | 硬度9H以上 |
| 滑りにくさ | 滑りにくい | 滑りにくい |
| キズのつきにくさ | 手入れ方法により差が出る | 手入れ方法により差が出る |
| 管理性(お手入れ) | 簡単 | 簡単 |
| 耐UV性 | 保護性あり | 保護性あり |
| 殺菌作用 | なし | Ag皮膜による殺菌性あり |
プレミアムコートEXとプレミアムコートEXプラスの大きな違いは、殺菌性の有無ですね。新型コロナ以降の時代背景を反映した改良にも見えます。
シリコン系フロアコーティングの硬度は7H程度とされることが多いため、それと比べるとプレミアムコートEX系はかなり硬い皮膜と言えます。
タマ・プレミアムコートEXは12年後どうなった?
ここまでタマ・プレミアムコートの特徴を説明してきましたが、ここからは実際の使用感を解説していきます。
12年使った実感
見た目の上品さや拭き掃除のしやすさには満足しています。ただし、掃除機による表面キズやマット擦れ、犬の滑りやすさなど、実際に住んでみないと分からない弱点もありました。
滑りにくさはどうだった?
素足や靴下、スリッパで歩くことがありますが、コーティングをしていないフローリングと比較すると確かに滑りにくいです。
かといって、引っかかるほどではないため、日常生活ではちょうどいい滑りにくさだと感じています。
コーティングの質感もしっとり感があり、見た目にも上品です。コーティングしていないフローリングのカサついた感じとは印象がかなり違います。
キズは本当に付きにくい?
これは正直に言うと、キズは付きます。
私がプレミアムコートEXを選んだ理由の一つが「キズが付きにくい」でしたが、実際に生活してみると、キズが全く付かないわけではありません。
プレミアムコートEXの取扱説明書には、次のような記載があります。
掃除機を掛けた場合、掃除機のヘッド部分とフローリングとの摩擦により、表面のコートを傷つける場合があります。
つまり、掃除機でも表面にはキズが付きます。
ただし、そのキズがフローリング本体まで達することは少ないため、フローリングそのものを保護する意味では役立っていると感じています。


お手入れは楽だった?
基本的なお手入れ方法はモップ掛けなので、日常の管理はかなり楽です。汚れが付着した場合も、固く絞った雑巾で拭けば落ちやすいです。
この点は、実際に長く使ってみて良かったと感じる部分ですね。
ただし、前述の通り掃除機の使用はおすすめしにくいため、掃除機メインで掃除したい方は少し気を遣うことになります。
ペットとの相性はどうだった?
この家で暮らすようになってから2匹の犬を飼っていますが、プレミアムコートEXの床が滑りにくいといっても、犬にとってはまだ滑りやすい床です。
実際によくバランスを崩しますし、階段はコーティングしてあっても滑ってうまく登れないことがあります。
正直にお伝えすると、ペットの滑り止めになると思ってプレミアムコートEXを施工するのはおすすめしにくいです。
犬にとっては、普通のフローリングもプレミアムコートEXも「滑る床」であることに大きな違いはありません。ただ、まったく無意味というほどではなく、普通のフローリングよりは少し歩きやすそうではあります。


タマ・プレミアムコートEXは結局おすすめ?

個人的に、プレミアムコートEXを施工して良かったと感じることは次の通りです。
- 上品な光沢感がある(安っぽく見えない)
- 汚れが拭き掃除で落ちやすい
- フローリングが紫外線で傷みにくい
- 普通に使用していれば、10年程度では大きな問題は出にくい
一方で、問題があると感じたことは次の通りです。
- キッチンマット部分のコーティングが剥がれた
- ペットには滑りやすい
- 掃除機をかけるとコーティング表面に傷がつく
キッチンマットを敷いていた場所のコーティング面は、次のような状態になりました。

光が当たっている部分のコーティングが剥がれています。キッチンマットの端の部分なので、長年の擦れで剥がれたのだと思います。
率直な感想を書くと、タマ・プレミアムコートEXが他社のフロアコーティングと比べて特別に優れているとは感じませんでした。悪いという意味ではなく、「ハウスメーカー提案のフロアコーティングとしては普通に良いが、相見積なしで即決するほど圧倒的ではない」という印象です。
それであれば、できる限り費用を抑えてフロアコーティングを施工できる方法を考えた方が良いと感じます。
家づくりは何かと面倒なことが多いので、新築したハウスメーカー経由でフロアコーティングまでまとめて施工した方が、施主としては調整が不要でラクです。
「ラク」を取るか、手間をかけても「費用」を取るか。この選択は人によって分かれますね。
結局どちらがいい?手間と費用で選ぶのが現実的
- 手間を減らしたい人:ハウスメーカー経由で施工
- 価格を抑えたい人:同じコーティング種類・同じ施工面積で相見積もり
- ペット対策を重視する人:通常のガラスコーティングではなく、滑り止め重視タイプも比較
フロアコーティングの種類別 特徴・価格比較表
| 種類 | 特徴 | デメリット・注意点 | 価格帯(目安) |
|---|---|---|---|
| シリコンコーティング | ・水や汚れに強く、日常の掃除がラク ・滑りにくいタイプもあり、子どもやペットのいる家庭向き ・ガラス・UVより価格が抑えめ |
・ガラス・UVに比べるとキズ・摩耗への強さはやや劣る ・光沢や高級感は控えめ |
・1㎡あたり:おおよそ3,000〜6,000円 ・70㎡前後で:15〜22万円前後が目安 |
| ガラスコーティング | ・硬度が高く、キズ・摩耗に強い ・落ち着いたツヤで高級感のある仕上がり ・耐久年数が長く、長期的にはコスパが良い |
・施工費がやや高め(専門施工が基本) ・剥離や張り替え時の費用・手間がかかる |
・1㎡あたり:おおよそ3,000〜8,000円 ・50〜70㎡で:18〜25万円前後が目安 |
| UVコーティング | ・紫外線硬化型で非常に硬く、耐摩耗・耐薬品性が高い ・鏡面に近い強い光沢で高級感がある ・ワックス不要でメンテナンスがラク |
・種類の中では価格が高め ・家具移動など施工準備が大変で、入居前施工が向く |
・1㎡あたり:おおよそ5,000〜10,000円 ・4LDK戸建てで:30〜40万円前後が目安 |
| 水性ウレタン | ・柔軟性があり、床材の伸縮に追従しやすい ・価格が比較的安く、導入しやすい ・ツヤ控えめ〜中程度 |
・耐摩耗・耐久性はガラス・UVより低い ・経年で黄変する可能性がある |
・1㎡あたり:おおよそ2,000〜5,000円 ・50〜70㎡で:10〜20万円前後が目安 |
| ペット専用・滑り止め仕様 | ・滑りにくさを重視したマットな仕上がり ・爪キズ・粗相への耐性を高めた仕様 ・ペットの関節への負担を軽減しやすい |
・専用仕様のため通常タイプより高価なことが多い ・光沢感より機能重視のため、見た目の好みが分かれやすい |
・1㎡あたり:おおよそ5,000〜10,000円 ・70㎡前後で:25〜40万円前後が目安 |
フロアコーティング4種類を徹底比較【UV・ガラス・シリコン・ウレタンの違いと価格相場】 - 大器晩成を信じて
タマ・プレミアムコートEXはガラスコーティングなので、この比較表でも分かる通り、フロアコーティングの中では高級タイプに入ります。
フロアコーティングは種類が限られているため、相見積もりで価格比較しやすいのが特徴です。新築住宅本体と違って、間取りや設備の違いに引っ張られにくく、コーティングの種類と施工面積をそろえれば比較しやすいです。
私も経験しましたが、フロアコーティングを検討するタイミングは家の完成間近で、追加費用が増えている時期でもあります。だからこそ、少しでも無駄な出費を抑えたいなら相見積もりは大切です。
タマ・プレミアムコートEXのよくある質問
Q. タマ・プレミアムコートEXは10年後も問題なく使えますか?
A. 見た目や基本機能は維持しやすいですが、掃除機キズやマット擦れなど、使い方による表面ダメージには注意が必要です。
Q. ペットの滑り止めとして効果はありますか?
A. 人が歩く分には滑りにくさを感じますが、犬の滑り止めとしては十分とは言いにくいです。
Q. 掃除機は使っても大丈夫ですか?
A. 使用自体はできますが、説明書にもある通りヘッド部分との摩擦で表面に細かいキズがつく可能性があります。
Q. キッチンマットは敷いても大丈夫ですか?
A. 擦れやすい場所ではコーティング剥がれの原因になることがあるため注意が必要です。
Q. ハウスメーカー経由で頼むべきですか?
A. 手間の少なさを優先するならハウスメーカー経由、費用を重視するなら相見積もりで比較するのがおすすめです。
これからフロアコーティングをご検討の方は、ぜひ、相見積もりを取って損しないように頑張ってください。

