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二世帯住宅 × タマホーム

【住宅業界の大問題⁉】大工という職業の担い手が不足している

家を建てる時、様々な業者さんが施工してくれるわけですが、その中でも特に重要なのが大工ですよね。良い大工であれば良い家が建ち、悪い大工であれば悪い家が建つ、と言われていますが、昨今、この大工になる担い手が不足しているようです。

設計図に沿って寸分の狂いも見逃さない木造建築の職人、『大工』年々、その担い手が減少中、ハウスメーカーが自社で大工を養成する取り組みに密着しました。

『大工』担い手不足 ハウスメーカーが自社で大工を養成する取り組み (TKUテレビ熊本) - Yahoo!ニュース

この記事は、4月19日のYahoo!ニュース引用ですが、大工の担い手が不足してきているため、ハウスメーカーが自社で大工を養成するという内容です。

ということで、今回は、大工さんに焦点を当てて書いていこうと思います。

 

大工担い手の推移

上記は、国土交通省の資料で大工就業者数の推移です。見ていただいて分かる通り、年々、減少しています。野村総研の予測では、2030年には21万人になるだろうとのこと。(1980年は93万人の大工がいたようなので、相当な減少です。)新築の建築棟数も減少する予測をしていますが、ちょっと大工の数が足りなくなりそうですね。

下記が大工の年齢構成です。

5~60代が多いので、若者の就業者が増加しない限り、必ず大工人口は減少していくといえるでしょう。

大工の給与

求人ボックスというサイトで調べたところ大工の平均給与は、404万円です。360~400万円くらいの層が厚くなっています。う~ん、仕事の難しさに比例していない給与ですね。手に職をつけるというのは、その人の強みになるといいますが、大工の場合は、強みになっていないですね・・・

こなせる仕事の量も限られているので、家一軒当たりの施工単価が上がってこないと厳しいですね。数より単価ですね。

小学生の将来の夢が「大工」というのは昔の話⁉

日本FP協会の「小学生の将来なりたい職業」ランキングをみますと2019年には大工が6位に入っています。また7位には建築士というのも入っているため、小学生にとっては、大工というのは憧れの職業なんだと思います。

(2020年、2021年は10位以内に入っていないですが・・・)

手に職をつけた方が、将来安定するという考え方や大工はかっこいいということなんでしょう。

小学生で大工になりたいと思う子は、多分、家を新築したご家庭の子なのかもしれないですね。大工の仕事っぷりをみて憧れたとか。

うちの父親も建築関係で働いていましたが、子供の頃「この建物のこの部分を工事した」なんて言っているのを聞いて、子供ながらにちょっと憧れましたからねぇ。

我が家を施工してくれた大工さん

タマホームの下請けで働いている大工さんですが、無口でしたが自分の仕事にプライドを持っている感じがしましたね。実際、タマホームの工務さんも「この大工さんは腕がすごい良いから安心ですよ」って言われていました。この腕の良い大工さんに建ててもらった我が家ですが、10年暮らして何の問題もありません。

なぜ、大工の担い手が不足しているのか

大工の担い手が少ない原因は、二つあって、一つは一人前になるまでに5~10年という歳月がかかるということ。そしてもう一つは、仕事が難しいわりに収入が少ないことですね。10年かけて、習得した技術で年収400万円だと、いくら大工という仕事に憧れても、なかなかその道に進むことはできないですよね。やっぱり就職する際は、将来的な収入も重要な要素なので、その部分で弾かれてしまいます。

大工という職業の展望

ニュースにある通り、大工不足は間違いなくやってきます。いかにもネガティブなニュースとして取り上げられていますが、個人的にはそんなに悪いこととは思いません。というのも給与というのは、需要と供給のバランスの問題なので、大工人口の減少に伴い給与は上がっていくと思うからです。大工というのは、技術的にもっと給与をもらってよい職業だと思っています。給与が上がってこれば、10年後には、なりたい職業の1位は大工になっているかもしれません。

それくらい大工というのは、価値のある仕事だと思いますし、やりがいという意味でも魅力のある仕事と思います。