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二世帯住宅 × タマホーム

【2024年度 最新版 タマホームが値下げをする可能性あり】受注棟数減少でなりふり構わずか

タマホームの注文住宅の受注数・売上数が減少していますね。分譲住宅やリフォーム件数は増加していますが、タマホーム自体に前期ほどの勢いはありません。

タマホームは展示場の増設や来場特典(20,000円分の商品券)など販売促進にコストをかけているため、注文住宅の数が減ることは直接的に業績の悪化につながります。

細かい数字はのちほど解説させていただきますが、今期売上した注文住宅は前期と比較して約22%減少しています。金額にすると約202億円の売上減少です。かなり大きな金額ですよね。

この状況下でタマホームは、「注文住宅の売上を確保するため値下げをするのではないか」と感じています。

直接「値引き」による値下げでなくても「サービス品を増やす」など実質的な値下げにより、施主にとっての費用面のメリットを全面に出して注文住宅の受注活動を強化する可能性がありますね。

この記事ではタマホームの値下げについて分析していますので、これからタマホームで新築をご検討の方は、ぜひ、最後まで読んでみてください。

■この記事を書いた人■

2012年に年収470万円ながらローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。現在、二世帯住宅での生活歴10年。(継続中)

実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。

一男一女の父親。

タマホームの業績は悪化している

第三四半期(2023年6月~2024年2月)の業績が発表されましたが、内容をみるとあまり良くないですね。分譲住宅とリフォーム事業は好調ですが、肝心かなめの注文住宅が悪く、全体の業績を下げてしまっています。

注文住宅の状況を今期と前期と比較してみると

第三四半期 今期と前期の比較
  今期(2023年6月~2024年2月) 前期(2022年6月~2023年2月)
注文住宅(受注)     6,559棟     7,222棟
注文住宅(売上)     4,709棟     6,035棟

となっており、受注と売上ともに減少しています。

売上金額でいうと今期と前期の比較で202億円減少しています。分譲住宅が約14億円、リフォーム事業が約4億円のプラスになっていますが、注文住宅のマイナス202億円をカバーできるレベルではないですね。

ただ、売上が減少していても赤字になっているわけではありません。このまま注文住宅の不調が続くと赤字の可能性もありますが、現状は大丈夫です。

業績悪化の原因

単純に注文住宅の需要が減ったためですが、タマホームは他のハウスメーカーと少し違う事情があります。それは販売促進費が多いことです。要するに家を販売するための宣伝広告費です。

  • 営業拠点:245ヵ所の維持費
  • 来場特典に使用する20,000円の商品券

この2つがかなりの負担になっており、販売促進費が高額になっているタマホームは、他のハウスメーカーよりたくさんの家を受注して建てて販売していく必要があります。要するに数が必要なわけです。

【タマホームは倒産秒読み⁉】2024年度 決算書から倒産の可能性を読み解く - 大器晩成を信じて

分譲住宅とリフォーム事業は伸びているが

分譲住宅とリフォーム事業は、ここ数年ずっと伸びては来ていますが、注文住宅と比較するとまだまだ数の金額も少ないです。

注文住宅・分譲住宅・リフォームの比較
  注文住宅  分譲住宅  リフォーム 
 売上件数      4,709棟      1,000棟        ー
 売上金額  103,957百万円 30,070百万円 7,994百万円

全体の売上の約76%が注文住宅ということになっています。

これだとやはり注文住宅の受注・売上の伸ばしていくしかありません。となると考えられるのが注文住宅の値下げ戦略です。

大幅な値下げの可能性がある

ここまで説明させていただいた通り、タマホームの売上ベースは注文住宅にあります。注文住宅の売上が下がれば全体の利益も下がり、注文住宅の売上が上がれば全体の利益も上がります。

という状況下でタマホームの進む道は

  • 注文住宅の価格を下げて受注を増やす
  • 来場特典の20,000円の商品券をやめる

のどちらかですね。個人的には、これだけ拠点(245ヵ所)を構えてしまっていることと株式を上場してからずっと拡大路線を取っているので、価格を下げて受注を伸ばす選択をするのではないかと感じています。

分譲住宅やリフォーム事業が大幅に伸びれば、注文住宅にこだわらなくなる可能性はありますが、いずれにしてもすぐにどうこうなる話ではないです。

注文住宅の受注に力を入れることは間違いないです。

20,000円の商品券の規模感

販売促進ために使用している来場特典の20,000円の商品券ですが、年間どれくらい必要となっているのでしょうか。

タマホームの年間着工数は、約10,000棟です。実際に家を建てた方の分だけで考えても2億円です。(10,000棟×10,000円)

仮にその10倍もの方を集客していたら20億円です。

本当に財務内容が苦しくなったら来場特典は減額されるかもしれないですね。だって来場特典をなくせば、それだけで20億のプラスなわけですから。

(集客能力が低下して、着工数も減少するので単純計算ではいかないですが)

タマホームで新築を検討するなら今がチャンス

露骨に値下げをするかどうかは別として、注文住宅の価格を下げる方に舵は切られそうです。その際

  • 普通に値引きを入れる
  • サービス品を増やして実質的な値下げをする

のどちらかになるでしょう。

タマホームは、もともと値引きをしないハウスメーカーなので、サービス品を増やして割安感を出すのではないかと想定されます。

施主としてやるべきことは、相見積を取るということです。タマホーム一社では、いくらサービス品を付けてくれても安いのか高いのか判断が付きません。

できれば2~3社のハウスメーカーから見積をもらい価格と仕様の比較をしてみてはいかがでしょうか。

タマホームで検討するなら今がチャンスです。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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