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【浄水器とウォーターサーバーどちらが良い?】ウォーターサーバー派なら浄水器なしのシステムキッチンがおすすめ

この記事を読んで分かること☝

  • ウォーターサーバーを使用するなら浄水器が不要な理由
  • 浄水器とウォーターサーバーの比較
  • ウォーターサーバーは、「tall every」の情報

家を新築する際、キッチンの浄水器にこだわりを持たれている方が多いですね。我が家もtakagi製 蛇口一体型の浄水器が取り付けられています。

3ヵ月に1回フィルター交換をしていれば常においしい水を飲むことができますが、なぜか我が家にはウォーターサーバーもあります。

実際に両方使用していますが、飲み水や料理の水として使用するだけなら、浄水器かウォーターサーバーかどちらか一方で良いですね。

(我が家はどちらが良いのか、検討するために両方設置しています。)

浄水器とウォーターサーバーどちらが良いのか考える際

  • ランニングコスト
  • 水質
  • 初期費用
  • メンテナンス性

で選ぶことになります。

家を新築する際、システムキッチンには蛇口一体型の浄水器が取り付けられているケースが多いですが、ウォーターサーバーを使用するなら浄水器なしのシステムキッチンを採用して新築コストを少しでも下げるのも一つの方法です。

この記事では実際に浄水器とウォーターサーバーを使用した経験をもとに解説させていただきますので、浄水器にしようかウォーターサーバーにしようかお悩みの方は、ぜひ、最後まで読んでみてください。

■この記事を書いた人■

2012年に年収470万円ながらローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。現在、二世帯住宅での生活歴10年。(継続中)

実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。

一男一女の父親。

ウォーターサーバーtall everyの仕様

我が家で使用しているウォーターサーバーは、「tall every」です。ボトルタイプのウォーターサーバーではなく水道水を補給するタイプですね。

初期費用や設置費用はなく、月額使用料は3,300円でカートリッジが定期的に送られてきます。

月額使用料3,300円+水道代が、ランニングコストとしてかかります。

冷水、温水、高温水を造水することができますが、我が家の場合、基本的に使用するのは冷水と温水ですね。

  • 冷水⇒普段の飲料として使用
  • 温水⇒インスタントコーヒーや紅茶などで使用
  • 高温水⇒カップラーメンで使用

という感じで使用していますが、高温水は再加熱が必要で時間もかかるので、あまり出番はないですね。

tall every 外観
tall every 注ぎ口

tall everyのカートリッジ性能は?

tall everyのカートリッジの構成は

  • 不織布⇒ゴミのろ過
  • 活性炭⇒水に溶け込んでいる有機物質の除去
  • 中空糸膜⇒精密ろ過(微粒子の除去)
  • ATS⇒鉛の除去剤

の4種類からなっています。ATS(鉛除去剤)が特徴的ですが、それ以外は浄水器や他のウォーターサーバーと似たような構成ですね。

このカートリッジで除去できる物質が下の画像の通りです。

カートリッジで除去できる物質 カートリッジ写真

tall everyを使用した所感

tall everyを使用してみて感じたことは

  • 水はおいしい
  • 冷水が出るので夏場は助かる
  • お湯も出るのでコーヒーや紅茶を簡単に入れることができる
  • カップラーメンに使用する場合、再加熱に時間がかかる
  • 手入れはほとんど必要ない(掃除くらい)
  • カートリッジの交換は簡単
  • 水やお湯を注ぐとき多少音が発生する

ボトルタイプのウォーターサーバーと違い水道水を使用するので、ボトルの置き場やボトル購入費用がかからないのも良い部分ですね。

浄水器takagiの仕様

システムキッチンに備え付けられている蛇口一体型の浄水器で、初期費用や設置費用、月額使用料もないです。必要な費用は

カートリッジの購入費用+水道代だけです。温水に使用不可となっているため、常温の水道水を浄水にするだけですね。

個人的には水道水をきれいにしてくれれば十分に満足できますが、妻や子供たちは冷たい水を飲みたがるし、コーヒーや紅茶もわざわざ沸かす必要がないので、ウォーターサーバーを好んで使用していますね。

takagiのカートリッジ性能は?

takagi製浄水器のカートリッジの構成は

  • 不織布⇒ゴミのろ過
  • 活性炭⇒水に溶け込んでいる有機物質の除去
  • イオン交換体⇒溶け込んでいるイオンの除去

の3種類からなっています。カートリッジの購入費用は

  • 高除去性能タイプ⇒4,290円
  • 標準タイプ⇒3,740円
  • 高除去性能タイプ+にごり除去⇒5,060円

です。我が家は、高除去性能タイプを定期購入(3ヵ月に1個)していますが、あまりカートリッジを交換していないため、カートリッジが溜まってしまっています。

定期購入は購入手続きの手間がないので楽なような気がしますが、個人的には必要な時に購入するのが良いと感じています。

このカートリッジで除去できる物質が下の画像の通りです。

takagiの浄水器を使用した所感

takagiの浄水器を使用してみて感じたことは

  • 水はおいしい
  • 水道直結なので水圧が強い
  • 手入れはほとんど必要ない(掃除くらい)
  • カートリッジの交換は簡単

水道水と比較したらかなり水はおいしいですね。水道水だと水筒やペットボトルに入れて時間が経過するとちょっと嫌な味がしますが、浄水器を通水させた水が時間が経過してもおいしいですね。

【takagiの浄水器から水漏れ発生】二世帯住宅なら2階の水漏れ対策が重要 - 大器晩成を信じて

ウォーターサーバーtall everyと浄水器takagiの比較

ウォーターサーバーtall everyとtakagi浄水器の比較
   tall  every     takagi浄水器
   冷水     ◎       ×
   温水      ◎         〇(給湯器の温度)
   熱湯     ◎           ×
        水質     ◎         〇
    電気代       ×               ◎

takagiの浄水器の機能は、基本的に水道の機能なので冷水や熱湯はありません。その代わり電気代もかかりません。

水質を含め、トータルの満足度はウォーターサーバーtall everyの方が高いですが、熱湯が必要ない、常温に水が好みという方は、takagiの浄水器で十分ですね。

費用的にもtakagiの浄水器の方が安いので、自分のライフスタイルに合った方を選ぶのが良いですね。次に費用面の比較をしてみます。

費用面の詳細の比較

ウォーターサーバーtall everyとtakagi浄水器 費用面の比較
   tall  every     takagi浄水器
 初期費用     無料  システムキッチンに付属
 カートリッジ      無料    3,740円~
 月額使用料   3,300円        無料
 メンテナンス費用      無料

 10,000円~/10年 

 10年間のトータル   396,000円     159,600円

※takagiのカートリッジは年4個購入

費用面だけで見ると月額使用料のかかるウォーターサーバーの方が高額になります。

ウォーターサーバーtall everyとtakagiの浄水器どちらが良いのか?

単純にどちらの方が良いという話ではないですね。ライフスタイルに合った方が選ぶというのが正解です。

<ウォーターサーバーtall every>

  • おいしい水を飲みたい人
  • 冷水を飲みたい人
  • 熱湯でコーヒーや紅茶、お茶を入れたい人
  • 哺乳瓶でミルクを作る人

<takagi製浄水器>

  • おいしい水を飲みたい人
  • ランニングコストを抑えたい人

それぞれの特徴は上記の通りです。

我が家は、完全分離型の二世帯住宅で1階、2階ともにキッチンがあります。両方ともシステムキッチンではありますが、2階のキッチンには蛇口一体型の浄水器が標準で取り付けられており、1階のキッチンには浄水器がありません。

理由は新築の費用を抑えるため、1階のキッチンのグレードを下げたからですね。

注文住宅や二世帯住宅の新築を検討する際、「ウォーターサーバーを使用したい」と考えているのであれば、新築費用も抑えることができるので、浄水器なしのシステムキッチンも選択肢の一つだと感じます。

これから新築をご検討の方は、ウォーターサーバーと浄水器の使い分けも考えながら検討してみてはいかがでしょうか。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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