この記事を読んで分かること☝
- 二世帯住宅の3タイプ(分離・共有・同居)を希望する人の割合
- 二世帯住宅を検討する際に重視していること(アンケート結果)
- 二世帯住宅を検討する際のポイント
このブログで何回も解説していますが、二世帯住宅には大きく分けて3パターンの形があります。その3パターンとは
- 完全分離型
- 共有型
- 同居型
のことですが、厳密に言うと完全分離型は上下、左右、共有型は玄関、キッチン、浴室といった感じでもっと細かく分けることができます。
先日、私の運営するInstagram 二世帯マイスター(@nisetaitam) • Instagram写真と動画で二世帯住宅のタイプについて、アンケートを取ってみました。アンケート内容は
- 二世帯住宅を検討している方に対して、3パターンのうちどのタイプが良いか?
- 現在、二世帯住宅で暮らしている方に、そのパターンの二世帯住宅を建てたか?
- 二世帯住宅を検討する際に重要視していること
の3つです。
これから二世帯住宅を検討される方にとって、参考になる部分もあるので、ぜひ、最後まで読んでみてください。
2012年に年収470万円ながらローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。現在、二世帯住宅での生活歴10年。(継続中)
実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。
一男一女の父親。
- 二世帯住宅のタイプ 人気は「完全分離型」
- 実際に建てた二世帯住宅は「共有型」が多い
- 二世帯住宅を検討する際に重視するポイントは?
- 「間取り」と「プライバシー対策」をしっかり検討したいなら資料請求がおすすめ
二世帯住宅のタイプ 人気は「完全分離型」
Instagramで「二世帯住宅を建てるならどのタイプ?」というアンケートを取ってみました。
結果は
- 完全分離型:84%
- 共有型:11%
- 同居型:5%
でした。想定通り「完全分離型」の割合が圧倒的に高かったですね。やはり二世帯住宅を建てるならプライバシー対策をしっかりしたいということですね。
私も二世帯住宅を検討している時、「完全分離型」というのは絶対条件で考えていました。
下記はアンケートに回答してくださった方の実際のコメントです。
やっぱりプライバシーのことを考えれば「完全分離型」ですね。
【2024年最新版 二世帯住宅の建築費用を抑える具体的方法 7選】部分共有で費用を抑えるのは最終手段 - 大器晩成を信じて
実際に建てた二世帯住宅は「共有型」が多い
先程は、「二世帯住宅を建てるなら」という条件のアンケートでしたが、このアンケートは「現在、暮らしている二世帯住宅のタイプ」の結果です。
- 完全分離型:33%
- 共有型:50%
- 同居型:17%
という結果になりました。この結果から「建てたい二世帯住宅」と「実際に建てた二世帯住宅」に違いのある方が多いことが分かります。
つまり、本当は「完全分離型」の二世帯住宅が良かったけれど、何らかの理由により「共有型」を建てた方が多いということです。
「完全分離型」⇒「共有型」に考えが変わる理由としては
- 予算の問題により変更した
- 土地の広さ的に共有型しか建てられなかった
- ハウスメーカーの提案にひかれた
- 将来的に無駄なスペースを減らしたかった
などが多いですね。
我が家の場合で言えば、検討初期から「完全分離型」は譲れない条件でした。その中で一番問題になったのは、予算ですね。
大手ハウスメーカーの「完全分離型」は価格的に難しかったので、我が家はローコストハウスメーカーで完全分離型の二世帯住宅を建てました。
11年暮らしていますが、問題が発生することもないですし、予算の問題だけならローコストハウスメーカーで検討するのがおすすめです。
どうしても予算的に厳しいのであれば、玄関のみ共有型の二世帯住宅はおすすめです。玄関スペースが一つになるため、施工面積を減らすことができるので、コスト対策になります。
玄関共有型の二世帯住宅を建てる際のポイントは、玄関エリアと生活エリアをしっかり分けることです。
詳しくは下記の記事を読んでみてください。
【玄関共有型の二世帯住宅はおすすめ⁉】ポイントは玄関スペースを独立させること - 大器晩成を信じて
二世帯住宅を検討する際に重視するポイントは?
二世帯住宅を検討する際に重視することのアンケート結果は
- 価格:19%
- 間取り:35%
- プライバシー対策:35%
- 防音性能:10%
となりました。
個人的にこの結果をちょっと意外でしたね。「価格」の割合がもっと増えるかと思いましたが、それよりも「間取り」と「プライバシー対策」でしたね。
確かにこのブログでも「間取り」と「プライバシー対策」の重要性は説明しています。
【超重要】二世帯住宅の検討で一番大切なことは間取り!二世帯住宅での生活10年で導き出した成功の間取りを解説 - 大器晩成を信じて
二世帯住宅でうまくやっていけるかどうかは、「間取り」と「プライバシー対策」といっても過言ではないですから、アンケートに答えてくださった方々は具体的に二世帯住宅を検討されている方が多いように感じます。
「間取り」と「プライバシー対策」を検討する際のポイントは
- 2階床の防音対策(生活音対策)
- 動線の検討
- 収納スペースの確保(二世帯住宅は収納が少なくなりがち)
が重要です。
「間取り」と「プライバシー対策」をしっかり検討したいなら資料請求がおすすめ
二世帯住宅の「間取り」や「プライバシー対策」は、ハウスメーカー毎に差があります。というのは、そもそもあまり二世帯住宅を建てていないハウスメーカーがあるからです。
二世帯住宅の経験値が少ないハウスメーカーに完全分離型 二世帯住宅の見積を依頼すると「ただ単に二世帯が分かれているだけ」の間取りプランを提出されることがあります。要するに、防音対策もプライバシー対策もなく。二世帯特有の動線も考えられていない間取りプランですね。
「価格」だけでこういったハウスメーカーに二世帯住宅を依頼してしまうと、実際に暮らし始めてから必ず後悔します。
個人的に今おすすめしているのは、ハウスメーカーへの資料請求ですね。
複数社のハウスメーカーへ資料を依頼して、間取り、プライバシー対策、価格を比較すると二世帯住宅の得意なハウスメーカーを見極めることができます。
(実際、かなり提案に差が出ますね)
好きなハウスメーカーがあれば、そのハウスメーカーで検討するのが良いですが、まだ何も決まっていないのであれば、まずは資料請求から話を進めてみてはいかがでしょうか。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
二世帯住宅の資料請求については、こちらの記事に詳しくまとめてみました