
ここ数年でローコストハウスメーカーによる二世帯住宅の需要が急増しています。少子高齢化や共働き世帯の増加、親との同居を前提としたライフスタイルの変化により、「コスパよく建てたい」「完全分離型でも予算を抑えたい」というニーズが高まっていますね。
ただし、建築費や土地価格の上昇により、ローコストハウスメーカーでも価格は上昇傾向にあります。
この記事では、主要7社(タマホーム・アキュラホーム・アイダ設計・アイフルホーム・クレバリーホーム・ユニバーサルホーム・ヤマト住建)の二世帯住宅価格を比較し、最新の市場動向や価格上昇の背景について詳しく解説します。
「どのメーカーがコスパに優れているのか?」「完全分離型と共有型ではどれくらい差が出るのか?」といった疑問を解消しながら、これから二世帯住宅を検討する方に向けて、最新の情報を分かりやすくお伝えしていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

👨🔧 この記事を書いた人
2012年にローコストハウスメーカーで完全分離型の二世帯住宅を新築。
生活歴12年のリアルな経験をもとに、家づくりのヒントや失敗談を発信しています。
「いかにして手の届く価格で新築住宅を検討するか」「ローコストで理想的な二世帯住宅とは」をテーマに日々研究。
価格・間取り・断熱・防音まで、実体験を交えながら徹底解説。
👨👩👧👦 一男一女の父(47歳)
🏠 二世帯住宅×ローコスト住宅の専門ブロガー
結論:2026年にコスパ重視で二世帯住宅を検討するなら、価格だけでなく「分離スタイル」と「標準仕様」で比較することが大切です
- 価格重視ならアイダ設計・タマホームが有力候補
- 性能やデザインも重視するならアキュラホーム・クレバリーホーム・ヤマト住建も検討候補
- 完全分離型は設備が2世帯分必要なため、一部共有型より価格上昇の影響を受けやすい
- 今後も建築費は下がりにくいため、早めに比較検討する価値が高い
✔ この記事の要点
- ローコスト系でも二世帯住宅の価格は上昇傾向にある
- 価格だけでなく、完全分離型か共有型かで総額が大きく変わる
- 比較する際は、本体価格だけでなく標準仕様・保証・付帯費用まで見るべき
- 相見積もり次第で数百万円差が出ることもある
- ローコストハウスメーカーの二世帯住宅 価格比較表(2026年版)
- 完全分離型と共有型で価格差はどれくらい出る?
- 二世帯住宅の価格は上昇傾向にある
- ローコストハウスメーカーでも価格上昇が進行中
- 価格上昇時代に二世帯住宅の費用を抑えるコツ
- 上昇傾向でも「賢く建てる」ことで予算内は実現できる
- よくある質問(Q&A)
ローコストハウスメーカーの二世帯住宅 価格比較表(2026年版)

ローコスト系ハウスメーカーの中でも、二世帯住宅に対応している主要メーカーを比較しました。実際にまとめてみると、数年前よりかなり価格が上がってきたなぁと感じますね。
価格だけで見ると、7社の中ではアイダ設計とタマホームがローコスト帯の中心です。一方で、アキュラホーム、クレバリーホーム、ヤマト住建は価格がやや上がる分、断熱性・デザイン性・標準仕様の充実度に強みがあります。
| ハウスメーカー | 坪単価(目安) | 本体価格目安 | 二世帯対応スタイル | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| タマホーム | 50〜85万円/坪 | 2,500万〜4,500万円 | 完全分離/一部共有/同居 | 価格と自由設計のバランスを重視する人 | 自由設計+全国対応。自社プレカットと流通一元化でコスパ高。 |
| アキュラホーム | 60〜90万円/坪 | 2,800万〜4,800万円 | 完全分離/一部共有 | 性能とデザインを両立したい人 | 吹抜け・大開口設計が得意。ZEH・断熱等級7対応も可能。 |
| アイダ設計 | 45〜72万円/坪 | 2,000万〜3,900万円 | 完全分離/一部共有/同居 | とにかく価格を抑えたい人 | 自社プレカット工場・低価格帯プランが豊富。 |
| アイフルホーム | 50〜80万円/坪 | 2,300万〜4,400万円 | 完全分離/一部共有/同居 | 設備品質と安心感を重視する人 | LIXIL製設備+地域工務店施工。品質と安心のバランス型。 |
| クレバリーホーム | 65〜95万円/坪 | 3,000万〜5,000万円 | 完全分離/一部共有 | 外観とメンテ性を重視する人 | 外壁タイル標準仕様。デザイン・メンテナンス性に優れる。 |
| ユニバーサルホーム | 60〜85万円/坪 | 2,900万〜4,700万円 | 完全分離/一部共有 | 床暖房や独自仕様に魅力を感じる人 | 地熱床システムが特徴。1階全面床暖房標準仕様。 |
| ヤマト住建 | 70〜100万円/坪 | 3,300万〜5,500万円 | 一部共有/同居中心 | 高断熱・高気密を最優先したい人 | 高気密・高断熱・ZEH住宅に強い。性能重視型。 |
※スマートフォンでは横スクロールで全列を確認できます。坪単価・価格は地域や仕様により変動します。
コスパで選ぶなら「タマホーム」「アイダ設計」か
ローコストハウスメーカー7社の価格を調べてみると、同じローコスト系でもそれぞれに特徴があります。自分の希望に合ったメーカーを選ぶことが大切ですね。
- 価格を最優先するなら:アイダ設計/タマホーム
- デザイン性・断熱性能重視なら:アキュラホーム
- ブランド信頼・設備品質を重視するなら:アイフルホーム/クレバリーホーム/ヤマト住建
ハウスメーカーごとの詳細はブログ記事に書かせていただきましたので、詳しい内容はこちらの記事を読んでみてください。
完全分離型と共有型で価格差はどれくらい出る?
一般的に、完全分離型はキッチン・浴室・玄関・給湯器などを2世帯分設ける必要があるため、一部共有型より総額が高くなりやすいです。
設備の重複が多いほど価格差は大きくなります。つまり、「完全分離型がいい」と思っていても、予算とのバランスで一部共有型も比較した方が現実的なケースがあります。
二世帯住宅の価格は上昇傾向にある

ニュースでも取り上げられているので皆さんご存じだと思いますが、二世帯住宅を含む新築住宅全体で建築価格が上昇傾向にあります。特に2021年以降は、建材や人件費の高騰、土地価格の上昇が重なり、ローコストハウスメーカーであっても以前のような価格で建てるのが難しくなってきました。
二世帯住宅は延床面積が大きくなりやすいため、この価格上昇の影響をより強く受けやすいです。
全国的な住宅価格上昇の流れ
住宅価格の上昇は全国的な傾向であり、土地価格の上昇も二世帯住宅の総費用に直結しています。特に都市近郊エリアでは、土地代だけで数百万円単位の差が出ることもあります。
これまで3,000万円台で建てられた完全分離型が、近年では4,000万円〜4,500万円を超えるケースも少なくありません。
建材・資材・人件費の上昇が影響
価格上昇の背景は、単なるウッドショックだけではありません。整理すると、次の3つが大きいです。
- 建材・設備価格の上昇
- 大工・職人・設計者の人件費上昇
- 土地価格の上昇
特に人件費は、今後も下がりにくい構造要因なので、住宅価格も簡単には下がりにくいと考えられます。
完全分離型は特に価格上昇が顕著
二世帯住宅の中でも完全分離型は、設備や構造を2軒分用意するため、価格上昇の影響を強く受けます。浴室・キッチン・給湯器・玄関などを2セット設ける必要があり、資材コストの上昇がそのまま乗ってきます。
つまり、二世帯住宅の価格を考える時は、坪単価だけでなく「どこまで分離するか」を最初に決めることが大切です。
ローコストハウスメーカーでも価格上昇が進行中
「ローコスト」と呼ばれるハウスメーカーでも、二世帯住宅の価格は確実に上昇しています。原価高騰の影響を完全に吸収するのは難しく、以前よりも価格は上がっています。
タマホーム・アイダ設計などの変化
2020年ごろに坪単価50万円台だったローコスト住宅は、現在では60〜70万円/坪台が中心になりつつあります。タマホームやアイダ設計では、以前よりも高断熱仕様やZEH対応を標準化したことも価格上昇の一因です。
アキュラホーム・クレバリーホームなど中価格帯へのシフト
デザイン性や性能を重視する中価格帯メーカー(アキュラホーム・クレバリーホーム・ユニバーサルホームなど)では、価格上昇を性能アップで吸収している印象があります。平均坪単価は60〜90万円前後が目安ですね。
価格上昇時代に二世帯住宅の費用を抑えるコツ

建築費の上昇は今後もしばらく続くと見られています。それでも、設計の工夫や比較検討によって費用を抑えることは十分可能です。
- 早めに比較を始めて、価格改定前に検討する
- 完全分離にこだわりすぎず、一部共有型も比較する
- 3社以上で相見積もりを取る
- 標準仕様とオプションの境界を確認する
- 本体価格だけでなく、付帯工事費・外構費・地盤改良費も見る
早めの比較・契約確認が有効
新築価格の上昇は今後も収まりにくいことが想定されます。ハウスメーカーによっては、契約後の価格変動リスクを抑えやすい仕組みを用意している場合もあります。
契約前に、価格改定のルールや見積有効期限を確認しておくと安心です。
「待っていればそのうち新築価格も落ち着くだろう」という考え方だと、さらに高い買い物になってしまうかもしれません。
一部共有型でコストを削減
二世帯住宅の大きな判断ポイントが「どこを共有にするか」です。玄関や浴室を共有する一部共有型は、完全分離型に比べて建築費を抑えやすいです。
キッチン・浴室・玄関など、どれを共有するかで費用は大きく変わるため、親世帯・子世帯の生活リズムや将来の独立性を考慮して設計しましょう。
複数ハウスメーカーでの見積もり比較が必須
同じ延床面積・仕様でも、ハウスメーカーによって見積もり価格が数百万円単位で異なることがあります。
営業経費や工法、標準仕様の違いによって差が生まれるため、最低でも3社程度での相見積もりは必須ですね。
特にローコストハウスメーカーは、時期によってキャンペーン割引やモニタープランを実施していることも多く、比較次第では同仕様でも大きな差が出ることがあります。
上昇傾向でも「賢く建てる」ことで予算内は実現できる

二世帯住宅の価格は確かに上昇していますが、ローコストハウスメーカーを上手に活用すれば、まだ2,000万円台〜3,000万円台前半での建築も十分可能です。
ポイントは次の3つです。
- 資材価格が安定している時期に早めに検討する
- 共有スペースを設けて設備コストを最適化する
- 3社以上の見積もりで費用・仕様・保証を比較する
よくある質問(Q&A)
Q:ローコストハウスメーカーでも二世帯住宅は建てられますか?
A:建てられます。特に上下分離型や一部共有型なら、価格を抑えやすいです。
Q:一番コスパが良い二世帯住宅メーカーはどこですか?
A:価格重視ならアイダ設計やタマホームが候補になりやすいです。ただし、性能や標準仕様まで含めて比較することが大切です。
Q:完全分離型はやはり高いですか?
A:高くなりやすいです。設備や玄関を2セット設けるため、一部共有型より費用がかさみやすいです。
Q:価格上昇の中でも費用を抑える方法はありますか?
A:早めの比較、相見積もり、一部共有型の検討、標準仕様の見極めが有効です。
Q:2026年に家づくりを始めるなら何を優先すべきですか?
A:本体価格だけでなく、分離スタイル・標準仕様・保証・付帯費用まで含めて比較することです。