私は2012年から10年間、二世帯住宅で生活していますが、この10年間の生活で二世帯住宅に向いているお嫁さんと向いていないお嫁さんが分かるようになりました。
二世帯住宅と言えば、嫁姑問題が真っ先に頭に浮かびますが、二世帯住宅を検討する上で、お嫁さんが二世帯住宅の向いているのかどうかは非常に重要なポイントです。
もちろん二世帯住宅の建て方によっては、ある程度、嫁姑問題を回避することはできますが、根本的に二世帯住宅に向いていないお嫁さんにとっては、いくら二世帯住宅で工夫しても同居はハードルが高いです。
最終的には、やはり人間関係なんだと感じます。
この記事では、二世帯住宅での生活に向いているお嫁さんと向いていないお嫁さんを私の経験をもとに解説していますので、これから二世帯住宅を検討される方は、ぜひ、参考にしてください。
2012年にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。
二世帯住宅での生活歴10年。(継続中)
実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。
一男一女の父親。
世間一般に考える良いお嫁さん(二世帯住宅に関係なく)
<良いお嫁さん>
- 色々なことに気が付く
- 気が付いたことはやっておく
- 家事を抜かりなくしっかりできる
- 育児も抜かりなくしっかりできる
- 他人に対して気遣いができる
- あいさつができる
- 嫌なことがあっても顔に出さない
- 自制できる
あげればキリがないですし、そこまで完璧な人もいないと思いますが、この内の半分もできていれば、素晴らしいお嫁さんなんだと思います。
こういうお嫁さんであれば、嫁姑問題もうまく回避してくれそうですよね。ただ、それは離れて暮らしている場合の話で、二世帯住宅で近くに住むとなれば、また違った結果になります。
世間一般に考える悪いお嫁さん(二世帯住宅に関係なく)
<悪いお嫁んさん>(悪いという表現は良くないですね・・少し至らないお嫁さんということにしておきます。)
- 何か変わったことがあっても気が付かない
- 気づいていても何もやらない。
- 家事は手抜きで片付けもあまりしない
- 育児は、子供は可愛がるが、適当
- 他人に対する気遣いがない
- あいさつをあまりしない
- 嫌なことがあるとすぐ顔にでる
- わがまま
という感じですかね。これをすべて網羅しているとかなりの強者ですが、そこまではなかなかいないですよね。
とりあえず、一般的なお嫁さんの好し悪しを書きましたが、ここから二世帯生活に向いているお嫁さんというのを考えます。
【二世帯住宅は嫌だ!】人間関係を悪化させず二世帯住宅を断る方法 - 大器晩成を信じて
二世帯住宅での生活に向くお嫁さんは?
上記に書いた良いお嫁さん = 二世帯生活に向いているお嫁さん
という構図は成り立ちません。
良いお嫁さん ≠ 二世帯住宅に向いているお嫁さん
ということです。
理由は、良いお嫁さんは頑張りすぎて疲れてしまうからですね。二世帯住宅で暮らし始めたばかりの頃は、すごく良いと思います。きっと親世帯と子世帯で和気あいあいとした生活が送れるでしょう。
でも、やっぱりそれでは長続きしません。近くで暮らしていれば、相手の嫌な部分も見えてくるでしょうし、一人で自由な時間も欲しくなるでしょう。
そんな時、わがままを言える性格であればいいですが、良いお嫁さんは「良いお嫁さん」を演じ続けてしまいます。そしていつか溜まったストレスが爆発するわけです。
一般的に良いお嫁さんというのは、二世帯生活には向かない傾向が強いですね。
では、どういうお嫁さんが二世帯生活に向いているのか。
それは一般的に至らないお嫁さんです。
姑のやることに対して、気が付かないし、何かやっていても気を遣わない、他人に対しての気遣いもなく、あいさつもしないので、姑との接点も少なくなる。
嫌なことがあればすぐに顔にでるので姑の方が逆に気を遣うし、わがままなので、常にマイペースでストレスも蓄積しない。
これであれば、二世帯生活で嫁姑の問題は、あまり起きることはないでしょう。
(逆に姑の方が疲れちゃうかもしれません。)
こういうお嫁さんは、二世帯住宅で暮らし始めた時は、あまり馴染めず二世帯生活がうまくいっていないように見えますが、2~3年も経てば皆そのペースに慣れて二世帯生活をうまく送れるようになります。
我が家のお嫁さんは、どちらかというと至らないお嫁さんタイプ(ごめん)ですが、実際に二世帯住宅で10年間暮らしてみて、このように感じました。
二世帯住宅でうまくやっていくためのポイント
親世帯とお嫁さんは、言ってみれば赤の他人ですよね。
他人なので、当然生活スタイルも違うし、食べ物の好みも違う、もっと大きく言うと常識だって違うわけですよ。そんな状況で一緒に暮らすわけですから、普通にしていたらお互いに小言や文句を言いたくなるケースがあって当たり前です。
ましてや嫁姑であれば、離れて暮らしていても問題が起きるのに二世帯の場合は、常に近くにいるわけですから。
気になることを全部言っていたら二世帯生活は、すぐに破綻しますよ。
だから「見て見ぬフリ」が重要です。これができれば、二世帯住宅での生活で大きな問題は生じません。
他にも二世帯住宅にまつわる人間関係の記事を書いていますので、これから二世帯住宅を建てようと考えられている方、現在、二世帯住宅で暮らしていて、人間関係に困っている方は、ぜひ、参考にしてください。