大器晩成を信じて

二世帯住宅 × タマホーム

【浴室のシャワーが止まらなくなった】原因はサーモスタットシャワー切替弁の故障

我が家は11年前にタマホームで建てた「大安心の家」です。11年も経過すると多少なりとも住設機器の故障が発生しますが、先日、浴室のシャワーが止まらなくなりました。

レバーを回しても手ごたえのない状態で、いくら回してもシャワーが止まることもないですし弱まることもありませんでした。

とりあえずはシャワーノズル自体にある「開け閉め」のボタンで対応していましたが、そのボタンでは頼りないので、「早急に修理をしなければ・・」ということで修理業者をネットで探していたところ、「この内容なら自分で修理できるかも」となり、実践してみました。

結果は自分で修理することができて、今まで通りシャワーを利用できるようになりました。

この記事では私が実践した浴室のシャワー修理を解説していますので、ぜひ、最後まで読んでみてください。

■この記事を書いた人■

2012年にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。

二世帯住宅での生活(生活歴11年)しながら、最もローコストで理想の二世帯住宅が、どういうものなのか研究。

実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。

一男一女の父親。

 

故障した浴室用水栓はKVK製 KF800

我が家の浴室で使用している水栓は、KVK製 KF800で新築してから11年間使用しています。11年間で今まで故障はありませんでした。

故障した際の症状は

  • 開け閉めのノズルが手ごたえなくクルクル動く
  • ノズルを動かしてもシャワーのお湯が出っぱなし

でした。

故障する前に兆候はあったのか

振り返ってみると故障する前は

  • ノズルが固く動きにくくなっていた
  • シャワーを使用すると「シャー」という水の流れる音が聞こえた(漏れているわけではない)
  • 水圧が弱くなったり強くなったりした

ということがありました。なんかいつもと違うとは感じましたが、シャワーも出ているし深くは考えませんでした。

故障の原因はサーモスタットシャワー切替弁

色々と調べた結果、シャワーのお湯が止まらなくなった原因は、サーモスタットシャワー切替弁の故障だと分かりました。このサーモスタットシャワー切替弁というのは、シャワーとカラン(桶にお湯を溜める場所)を切替える部品のことです。

この部品が故障すると

  • お湯が止まらなくなる
  • お湯が出なくなる
  • お湯が他の部分から漏れてくる

といった症状が発生します。我が家の場合は、お湯が止まらなくなったということですね。

サーモスタットシャワー切替弁の交換費用は20,000円前後

シャワーが止まらないというのは緊急事態ですから、早く直すために修理業者を探しましたが、修理費用としては20,000円前後の業者が多かったですね。

一方、サーモスタットシャワー切替弁の部品の価格を調べると4,000~5,000円ほどでした。この部品代に出張費と技術料がかかって20,000万円というのは妥当な金額とは思いましたが、私の貧乏性が発動して「自分でもできるのではないか」と考え業者にお願いするのは辞めて、自分で部品交換することにしました。

サーモスタットシャワー切替弁の交換作業

サーモスタットシャワー切替弁の交換作業を自分でやってみることに決めたわけですが、まずは部品を購入しなければなりません。

ホームセンターで探してみることも考えましたが、Amazonで売っていたのでそれを購入。

ここから実際の作業についてご説明させていただきます。

浴室水栓のもとを閉める

浴室水栓の元栓の位置

水とお湯の2箇所あるので、マイナスドライバーを使用して閉めます。新築の時から1回もネジを回していないとかなり固くなっている可能性があります。

ノズルレバーを取り外し、サーモスタットシャワー切替弁を取り外す

サーモスタットシャワー切替弁

  1. ノズルレバーを取り外す(右横のネジを外すとノズルレバーを横にズラすことができる)
  2. サーモスタットシャワー切替弁がむき出しになる
  3. サーモスタットシャワー切替弁を固定している部品をモンキーを使用して取り外す
  4. サーモスタットシャワー切替弁を引き抜く(かなり固着しているので、プライヤーでつかんで抜く)

作業自体は単純ですが、一番注意しなければならないのが、サーモスタットシャワー切替弁を引き抜く時ですね。相当な力で引き抜く必要がありますが、力任せに引き抜いてしまうと破損する可能性もあります。

サーモスタットシャワー切替弁の交換は誰にでもできる

実際に交換してみて感じたことは「サーモスタットシャワー切替弁の交換は誰でもできる」ということですね。

業者に依頼すれば安心感はありますが、その分、費用がかかります。一方、自分で作業すれば費用は抑えることができますが、作業に不安はあります。

この部分をどう考えるか

  • 業者に依頼⇒20,000円
  • 自分で作業⇒4,000円

私も最初は業者への依頼を考えましたが、最近の物価高で家計も圧迫されているので、自分で頑張ってみることにしました。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。