私が二世帯住宅を新築したのは、35歳の時です。
この時の私の年収は、470万円でした。新築を検討する人が多い、30代の平均年収が、500万円程なので、若干平均より少ない感じでした。
ただ、私の470万円というのは、会社の業績が良くて、臨時ボーナス30万円がプラスされての話です。つまり実質は、年収440万円です。
今回は、平均年収よりも少ない470万円の年収でなぜ完全分離型の二世帯住宅を新築できたのか、その理由をまとめていきますので、同じくらいの年収でこれから二世帯住宅を検討される方は、ぜひ参考にしてください。
2012年に年収470万円ながらローコストハウスメーカーで二世帯住宅を新築。二世帯住宅での生活歴10年。(継続中)
実際にローコストハウスメーカーで二世帯住宅を建てた経験とその後の生活の経験を活かし、二世帯住宅の情報を発信中。
一男一女の父親。
- 年収470万円で二世帯住宅を新築する3つの条件
- 自己資金の部分は、親世帯に頼る
- 住宅ローンは年収よりも勤め先の信用度が重要
- 家の検討はローコストハウスメーカー一択
- 年収470万円で二世帯住宅を建てることは可能
年収470万円で二世帯住宅を新築する3つの条件
年収470万円で二世帯住宅を新築するためには、下記の条件が揃っていることが条件です。
・自己資金の部分は、親世帯に頼る(土地の購入がある場合、特に)
・住宅ローンは年収よりも勤め先の信用度が重要
・家の検討はローコストハウスメーカー一択
この条件が揃っていれば、年収470万円で完全分離型の二世帯住宅を建てることができます。
では、それぞれの項目について、説明していきます。
自己資金の部分は、親世帯に頼る
年収470万円だと普通の一戸建てを建てるにしても、かなりの自己資金が必要になります。
でも470万円の年収だと、正直、なかなか自己資金を貯めることは難しいです。(私も自己資金と呼べるほどの貯蓄はありませんでした・・・)
二世帯住宅も同様ですが、自分の世帯のみで検討するのと二世帯で検討するのとでは、資金面で全く違います。
私たち子世帯は、貯金額が0だったので、頭金も諸経費も払えません。その頭金と諸経費は、親世帯に払ってもらうことにしました。
どういう理屈かというと、住宅ローン自体は、当然、子世帯の方が長く払っていかなくてはならないです。その分を先に払ってもらうということです。
我が家は親世帯が、70代半ばなので、あと数年で住宅ローン全部を子世帯で見なくてはならない状況になるでしょう。
その分を先に払ってもらったということです。
住宅ローンは年収よりも勤め先の信用度が重要
住宅ローンの審査は、もちろん年収も大切ですが、勤め先の信用度の大きさはもっと大切です。また銀行は、はっきり言わないですが、住宅ローンの契約者が一人でも(連帯でなくても)二世帯での収入は考慮してくれます。
(銀行によってですが。私は「ろうきん」で住宅ローンを組みました。)
安定企業にお勤めの方は、年収よりも会社の信用度で、住宅ローンが通りやすいのは、間違いないです。参考までに私の勤めている会社は、130人ほどの中小企業です。20年以上、赤字決算がなくて、無借金経営です。
【住宅ローンで苦戦している方必見!】希望額に届かない時は、ろうきんに相談してみると良い - 大器晩成を信じて
家の検討はローコストハウスメーカー一択
本来であれば、大手ハウスメーカーで二世帯住宅を検討することが良いとは思いますが、大手ハウスメーカーの二世帯住宅は、4000~6000万円ほどの金額です。
自己資金が、2000万円ほどあれば、年収470万円でも対応できると思いますが、自己資金をそこまで用意できないのであれば、ローコストハウスメーカー一択です。
我が家の二世帯住宅は、タマホームで新築しました。
ローコストハウスメーカーだからと言って家が悪いことは、一切ないです。ただ、より良い二世帯住宅を建てるのであれば、施主であるあなたの努力が必要です。
【2000万円台で二世帯住宅を新築⁉】ローコストで二世帯住宅を建てるロードマップ - 大器晩成を信じて
年収470万円で二世帯住宅を建てることは可能
年収470万円で二世帯住宅を建てて10年経ちましたが、特別、問題ないですよ。住宅ローンが滞ることもないですし、ローコストハウスメーカーであるタマホームの家だって何の問題もありません。
この記事を読んでくださっている方は、年収が若干少なめで二世帯住宅を建てることができるのか、悩まれていることと思います。
2000万円台で二世帯住宅を建てる方法をまとめましたので、もしよければ読んでいってください。