年収470万円で二世帯住宅を建てる方法
35歳でこの年収が多いか少ないかは、また別の話ですが、この家を建てようと思った時の年収は、470万円でした。
それも会社の業績がよくて、臨時ボーナス30万円がプラスされての話です。
つまり実質440万円です。
一応ちゃんと家を建てることができて、10年間ローンの支払も滞ることなくここまでこれました。ちなみに私たち子世帯のその当時の貯金額は、0です。
よくこんなので家を建てることができたなぁって思いますが、当然理由があります。
年収が低くても家づくりを諦める必要はないです
理由➀二世帯パワーを存分に発揮
私たち子世帯は、貯金額が0だったので、頭金も諸経費も払えません。その頭金と諸経費は、親世帯に払ってもらうことにしました。
どういう理屈かというと、住宅ローン自体は、当然、子世帯の方が長く払っていかなくてはならないので、その分を先にもらうということです。現在、親世帯が70代半ばなので、あと数年で住宅ローン全部を子世帯で見なくてはならない状況になるでしょう。
その分を先に払ってもらったということです。
実際に家を建ててみて分かりましたが、家や土地以外に相当なお金がかかります。
想像以上でした。細かな数字は覚えていませんが、500万円以上必要だと思いますよ。よく諸経費などで200万円と書いてある情報誌を見ますが、それでは絶対に足りません。
正直、思ったよりお金はかかったと思います・・・
理由②勤め先の信用度の高さ
この勤め先に決める時、確かに安定企業で良いという部分もあり就職したわけですが、住宅ローンのことなんかは、一切考えていなかったので、いい会社で働いているんだなぁって実感しました。
普段、働いている時は、ろくでもない会社だと思っていたのが、こんなところで力を発揮するとは思いませんでした。借入額の上限は、当然年収に比例しますが、勤め先の信用度が高いと融通をきかせてくれる部分もあると思います。
個人的には、ここがすごい重要なポイントだったと思っています
理由③家自体に拘りがなかった
家に対しては、完全分離型の二世帯住宅という拘りというか要求のみで、それ以外は特に希望はありませんでした。とりあえず、完全分離型二世帯住宅であれば、あとは何でも良いという感じでしたね。家は希望を言い出したら際限なくお金をかけることができると思います。
快適に暮らせる家や楽しくてワクワクするような家であれば、それはそれでよいとは思いますが、私にとって家は、生きていくための生活の場という位置づけであり、趣味でもないしそれで楽しもうという気もないので、普通で十分です。
それに新築の家は、機器も新しいものが取りつけらえていますし、それだけで十分に満足できますよ。
拘りたい気持ちは分かりますが、家というのは拘れば拘るほど、お金がかかりそうです
まとめ
これは私の個人的な実感ですが、年収が470万円だと単独で家を建てるのは、難しいかもしれません。正確に言うと住宅ローンを組むことができれば、家は建てることができますが、その後のローンの支払や固定資産税の支払が、厳しくなると思います。仮に子供がいれば、成長していくにつれて、お金もかかるようになります。
ただ、奥さんと2人でという話であれば、可能と思います。
実感としては、世帯年収で600万円以上あれば、何とかなっていくのではないかと思います。家のために生きるのか、生きるために家があるのか、そこの考え方が重要です。
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完全無料なので試してみる価値はあります。きっと有用な情報を得ることができると思いますよ