
この記事を読んで分かること☝
- タマホームの24時間換気システムの考え方
- 24時間換気システムの騒音
- 10年以上使用した所感
- フィルター交換とメンテナンスの注意点
昔の家には24時間換気システムが付いていないことも多かったですが、最近の住宅では標準的な設備になっています。
というのも、住宅の断熱性・気密性が向上したことで、昔のようにすき間から自然に空気が入れ替わる家ではなくなってきたからです。そのため、室内に汚れた空気や湿気がこもらないよう、現在の住宅では24時間換気システムの設置が基本になっています。
実際、24時間換気があると室内の空気が入れ替わりますし、地域や住まい方によっては結露対策にも役立ちます。我が家でも、窓まわりの結露はかなり少ないです。
もちろん、タマホームの家でも24時間換気システムは重視されています。
この記事では、タマホームの24時間換気システムについて、実際に10年以上使ってみた評価を書いていきます。
タマホーム「大安心の家」築10年の全体評価も書いていますので、こちらもどうぞ。
【結論】タマホームの24時間換気システムはどう?
- 我が家では10年以上使っても本体の大きな故障はなし
- 運転音はかなり静かで、日常生活で気になる場面は少ない
- ただし、フィルター交換を怠ると汚れや換気効率低下につながりやすい
- 10年を超えたら、本体や部品の経年劣化も意識した方がよい

👨🔧 この記事を書いた人
2012年にローコストハウスメーカーで完全分離型の二世帯住宅を新築。
生活歴12年のリアルな経験をもとに、家づくりのヒントや失敗談を発信しています。
「いかにして手の届く価格で新築住宅を検討するか」「ローコストで理想的な二世帯住宅とは」をテーマに日々研究。
価格・間取り・断熱・防音まで、実体験を交えながら徹底解説。
👨👩👧👦 一男一女の父(47歳)
🏠 二世帯住宅×ローコスト住宅の専門ブロガー
この記事はこんな人におすすめ
- タマホームの24時間換気システムがうるさくないか気になる人
- 故障しやすいのか知りたい人
- フィルター交換や掃除の実態を知りたい人
- 10年以上住んだ実体験を参考にしたい人
- タマホームの24時間換気システムとは?
- 24時間換気システムはなぜ必要?
- 10年以上使った故障状況と使用感
- タマホームの24時間換気システムを10年以上使った評価
- 吹出口まわりの汚れとフィルター管理
- 24時間換気システムで最低限やるべきこと
- 24時間換気システムを10年使って感じたメリット・注意点
- よくある質問(FAQ)
- タマホームの24時間換気システム まとめ
タマホームの24時間換気システムとは?
現在のタマホームでは、24時間換気システムが家づくりの重要な要素として扱われています。
商品によって仕様は異なる可能性がありますが、断熱性・気密性が高い住宅では、室内の空気を計画的に入れ替える設備として24時間換気は欠かせません。
ここからは、2012年に建てた我が家で実際に使っている機種について、10年以上使った感想を書いていきます。
我が家の採用機種
我が家の24時間換気システムは、マックス株式会社製 ES-8300という機器です。
全熱交換型の換気システムで、各部屋に吹出口が設置されており、外気を取り込みながら室内の空気を入れ替える仕組みになっています。
なお、これは我が家の採用機種であり、現在のタマホームで同じ機種が採用されているとは限りません。
24時間換気のスイッチは基本的に入れっぱなしですが、音はほとんど気になりません。
個人的には、音の心配はほぼ不要なレベルです。実際の音については、こちらの動画も参考になると思います。
24時間換気というと「ずっと動いていてうるさそう」と思う方もいるかもしれませんが、我が家では生活音に埋もれる程度で、日常生活の中で意識することはほとんどありません。
24時間換気システムはなぜ必要?
- 高気密・高断熱住宅では自然なすき間換気だけでは不十分になりやすい
- 室内の湿気や汚れた空気を排出しやすくなる
- 空気のよどみや結露の抑制にも役立つ
- 今の住宅では、計画換気が基本の考え方になっている
10年以上使った故障状況と使用感
これまで10年以上使ってきましたが、24時間換気システム本体が故障したことはありません。
ただし、完全にノートラブルだったわけではなく、入居して1年後くらいに屋外側の吸気口まわりで不具合がありました。外気を取り込む窓のような部分がうまく開かなくなったのです。
これは本体故障という扱いではなく、無償で部品を交換してもらいました。ここが閉じたままだと、外気を取り込めないので、フィルターもほとんど汚れなくなります。
今後のことは分かりませんが、少なくとも10年経過時点では大きな不具合はなく、全体としては良い評価をしてよい設備だと思っています。
ネット上ではさまざまな声も見かけますが、少なくとも我が家では「壊れやすい」と感じたことはありません。
ただ、24時間換気システムは家電と同じで、10年を過ぎるとモーターや部品の消耗が気になってくる時期でもあります。今は問題なくても、10年以降はフィルターだけでなく本体側の部品交換やメンテナンスも意識しておいた方が安心だと思います。
タマホームの24時間換気システムを10年以上使った評価
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 騒音 | ◎ | 生活音に埋もれる程度で気になりにくい |
| 故障のしにくさ | ○ | 本体故障はなし、ただし吸気口まわりの部品不具合は経験あり |
| 結露対策 | ○ | 窓まわりの結露は少なめ |
| メンテナンス性 | △ | フィルター管理を怠ると汚れが目立ちやすい |
| 総合評価 | ○ | 派手さはないが、日常の空気環境を支える設備として十分 |
吹出口まわりの汚れとフィルター管理
各部屋に吹出口が付いていますが、吹出口まわりの天井はやや汚れてきます。
ただ、生活するうえで困るほどではありません。
おそらく、フィルターをあまりこまめに交換していなかったことも影響していると思います。

このような黒ずみは、換気の空気の流れに沿ってほこりが付着していくことで起きやすいです。
もし気になる場合は、
- フィルター交換をこまめにする
- 吹出口まわりを定期的に拭き掃除する
- 換気口の周辺にほこりがたまりやすい家具配置を避ける
といったことでも少し改善しやすいと思います。
24時間換気システム 本体部分
二世帯住宅の場合、1階と2階で分かれているため、我が家では換気システムが2台取り付けられています。
スイッチは下記写真の通り、基本的にはONとOFFのみです。

本体側には強弱の切り替えスイッチもあり、我が家は常に「弱」で運転しています。
弱にしている理由は単純で、その方が少しでも電気代が安くなりそうだからです。
しっかり換気したい方は強でもよいと思います。なお、我が家の印象では、強にしたからといって急に音が大きくなる感じはありません。
この換気システムですが、正直なところ、効果そのものは体感しにくい設備です。
熱交換型なので、冬場に換気で極端に寒くなることもありませんし、夏場にエアコンが効きにくくなる印象もほとんどありません。
つまり、「すごく快適になる」というより、気付かないうちに家の空気環境を支えてくれている設備という感じですね。
これが本体部分です。

写真だと少し分かりにくいですが、かなり汚れています。
奥側の網の部分には、外気を取り込む際に通るフィルターが取り付けられています。タマホームの工務担当の方からは、半年に1回フィルターを交換してくださいと言われました。
(純正フィルターは5枚入りで約5,000円とのことでした。)
純正にこだわらないのであれば、互換性のあるフィルターの方がかなり安く済みます。Amazonでは5枚入りで1,400円程度のものもあります。
手前側の網は、室内の空気を取り込む部分です。こちらにもフィルターがありますが、洗って繰り返し使えるタイプです。
実際に購入してみたフィルターは、こんな感じでした。
すみません、比較用に使い古しのものしかありませんでした・・・。


寸法はほぼ同じですが、フィルターの厚みは若干違います。
ただ、実際にセットして使っていますが、今のところ特に問題はありません。コストを抑えたい方は、一度試してみてもよいと思います。

なお、フィルター交換を後回しにすると、
- 吸気効率が落ちる
- 本体や吹出口まわりが汚れやすくなる
- 換気量が安定しにくくなる
といったデメリットも考えられます。
24時間換気は「付いていれば安心」ではなく、定期的なフィルター管理もセットで機能する設備だと考えておくとよいです。
24時間換気システムで最低限やるべきこと
- フィルター交換時期を決めて忘れないようにする
- 吹出口まわりの黒ずみは定期的に拭き掃除する
- 10年を超えたら本体や部品の経年劣化も意識する
- 異音や吸気不良があれば早めに点検する
24時間換気システムを10年使って感じたメリット・注意点
10年以上使って感じたメリットは、次のような点です。
- 音がかなり静かで存在を意識しにくい
- 窓を閉めていても空気がこもりにくい
- 結露が少なく、冬場の室内環境も安定しやすい
- 熱交換型なので冷暖房効率への悪影響を感じにくい
一方で、注意点としては次のようなことがあります。
- フィルター交換をさぼると汚れが目立ちやすい
- 10年を過ぎると部品交換の可能性が出てくる
- 効果が見えにくい設備なので、メンテナンス意識が薄れやすい
つまり、使っていて大きな不満はないけれど、見えない部分の管理を少し意識した方が長持ちしやすい設備という印象です。
ポイント:24時間換気システムは、エアコンのように効果を強く体感する設備ではありません。ただ、静かに空気を入れ替え、結露や空気のこもりを抑えるという意味で、住み心地を下支えしてくれる重要な設備です。
よくある質問(FAQ)
Q:タマホームの24時間換気システムはうるさいですか?
A:我が家では10年以上使っていますが、運転音はかなり静かで、普段の生活で気になることはほとんどありません。
Q:24時間換気システムはずっとつけっぱなしで大丈夫ですか?
A:基本的には連続運転を前提とした設備です。高気密・高断熱住宅では、空気を計画的に入れ替えるために重要な設備です。
Q:タマホームの24時間換気システムは壊れやすいですか?
A:我が家では本体故障はありませんでした。ただし、屋外側の吸気口まわりで部品不具合は一度ありました。機種や使用年数によって状況は異なると思います。
Q:フィルター交換をしないとどうなりますか?
A:吸気効率が落ちたり、本体や吹出口まわりが汚れやすくなったりする可能性があります。
Q:10年を超えたら何を意識すべきですか?
A:フィルター交換だけでなく、本体やモーター、周辺部品の経年劣化も意識して点検や交換を考えた方が安心です。
タマホームの24時間換気システム まとめ
タマホームの24時間換気システムは、我が家では故障もなく、メンテナンスも極端に大変ということはありませんでした。
少なくとも10年以上使った時点では、「うるさい」「すぐ壊れる」「使いにくい」といった不満はほとんどない設備だと感じています。
ただし、10年を過ぎると部品交換が必要になる箇所が出てくる可能性はあります。
ですので、今後はモーターや電装部品などに不具合が出てくる可能性も意識しておいた方がよいと思います。
とはいえ、現時点での評価としては、
- 静か
- 空気環境の維持に役立つ
- 10年以上使っても大きな故障なし
ということで、十分合格点をつけられる設備です。
これからタマホームで家を建てる方、また現在住んでいて24時間換気のメンテナンスが気になっている方は、フィルター交換だけは後回しにしないことをおすすめします。