タマホームというキーワードでネットを検索すると「2000万円で二世帯住宅を建てることができるのか?」という内容を時々見ますので、価格についてもう少し深く書こうと思います。
家を建てる上でお金の悩みは尽きないです・・・
<2022年5月8日 更新>
タマホームの二世帯住宅 価格
金額のベースを作りたいので、まず私が建てたタマホームの二世帯住宅の金額を書いていきます。
家本体
施工面積50坪 18,500,000円
二世帯のためのオプション 4,000,000円
合計:22,050,000円でした。※完全分離型の二世帯住宅です。
これでも結構金額は抑えた方です・・・
金額を2000万円に抑えるためには
我が家をベースと考えると、あと2,050,000円価格を下げる必要がありますが、オプション品の4,000,000円のほとんどは、完全分離型二世帯住宅にするのに必要なものばかりで省くことは難しいです。玄関、キッチン、トイレ、お風呂、洗面所、インターホンなど。省けるとすれば、ロフト追加費用(365,000円)くらいですね。
そうなるとやはり家自体を小さくする必要があって、施工面積を7坪減らして、43坪であれが、43坪×370,000円=15,910,000円
オプションの4,000,000万円を足して19,910,000円
ということになり、一応、2000万円で二世帯住宅を建てることができるわけです。
43坪の二世帯住宅のイメージが湧かないですが・・・
43坪の二世帯住宅はこんなイメージ
我が家の50坪から7坪減らすということですが、7坪というのは、約14畳です。14畳がなくなるというのは結構大きいですよ。キッチン、お風呂、洗面所、トイレ、玄関のスペースを削ることは難しいと考え部屋の広さを調整することにしますが、部屋はの状況は下記の通りです。
1階
LDK:12畳
和室:5.4畳
洋室:7畳
2階
LDK:12畳
和室:5.4畳
洋室:4.5畳
洋室:7畳
家族構成にもよりますが、2000万円で二世帯住宅を建てる場合、この部屋から14畳分減らさなければなりません。
全体的に部屋を狭くすれば不可能ではなさそうですが・・・
住宅の価格は上昇している
私がタマホームで家を建てたのが、2012年6月です。仮に2022年1月の新築価格について、2012年と比較した場合、国土交通省の資料だと約10%値上がりしています。
2012年に2000万円で建てることのできた家が、現在だと10%アップの2200万円になるということです。ここ数年は新型コロナの影響もあり値上がり傾向でしたし、今はウクライナとロシアの戦争で情勢が不安定のため、今後も値上がり傾向になると思います。
タマホームで2000万円の二世帯住宅を建てることができるのか 結果
結論としては、タマホームの完全分離型二世帯住宅を2000万円で建てることは不可能ではないと思いますが、間取り的には結構、厳しいと思います。2000万円ということであれば、全体的に家を小さくするか、部分分離の二世帯住宅を選択することになりそうです。あとは、親世帯と子世帯の占有率を考えて、親世帯の部分を小さくするなどの工夫が必要です。ただ不可能ではないので、検討してみる価値は十分にあるのではないかと思います。
今回は、私が建てたタマホームの二世帯住宅をベースに考えましたが、ハウスメーカーによっては、もっと良い方法があると思います。タマホームの場合は、オプションで機器を追加して二世帯住宅にするという感じで、別に二世帯住宅のスペシャリストでもなければ、二世帯住宅を得意としているわけではないんですよね。
この記事を読んでくださっている方は、2000万円くらいなら予算的に何とかなりそう、ということだと思いますので、それであれば間取り・見積の無料資料一括請求をするのも一つの手だと思います。2000万円でどれくらいの家を建てることができるのか、実際、予算的に厳しいのかどうかも確認することができると思います。ハウスメーカーを一軒一軒回って情報を集めるという手もありますが、決めにかかってくる営業マンがいるとなかなか思うように情報を集められないケースも考えられますので、営業マンに押されるのが苦手な方は、特におすすめです。